ブレンドウイスキーは大麦を原料とするモルトウイスキーと、トウモロコシを原料とするグレーンウイスキーをどちらも複数種類調合して作られます。絶妙なバランスを楽しむウイスキーです。昔からウイスキーといえば、このブレンドウイスキーを指し、二次会で怪しい感じのスナックやクラブなどで、氷と水をたっぷり入れた気持ち悪い味のウイスキーを沢山飲んで翌日、悪酔いしていた時代もありました。今度は家飲みでじっくり味わいたいと思います。
洋酒の旅 (ブレンドウィスキー編)
バランタインブルー 12年

 いきなり出ました。甘ったるく、柳屋リキッドのような香り。味はまろやかでとんがったところは一切なく、芳香、芳醇な味わいです。12年ものスコッチでこの価格、かなりお買い得感があります。化粧品のような四角いビンでかなり重い為、グラスに注ぐときに違和感があります。悪酔いしそうで個人的には好きになれない味です。昔の人はこうゆうの好きなんだろうな。(私も昔の人だけれども)


praice 1,980円
day 2012.6.16
評価 ★★
オールドパー 12年

高級ウイスキーの代名詞。以前、オールドパーなんか飲んでいるやつは医者か弁護士か、ってぐらいの酒でしたね。名前は知っていても味は知るよしもなく。庶民が飲めるようになるとは思ってもみませんでした。このビン、首の部分に玉が入っていて単にボトルを傾けてもチョロッとしか出ません。裏側の説明を見て、施行錯誤の上、やっと注ぐことができました。他のウイスキーを詰められないようにする工夫だとか。しかしこのボトルも手になじまない形状してます。味はさすがに美味しいですね。フルーティでまろやかな良い味です。昭和〜平成の時代に頑張ってきたお父様、ここまで生き抜いてきたご褒美として戴きましょう。


praice 2,980円
day 2012.6.30
評価 ★★★★
シーバスリーガル 12年

 こちらも有名どころです。昔の”おっ!シーバス”という広告をなぜか覚えています。味はやわらかく麦のほんわりとあたたかい芳香がします。スコッチのブレンドウイスキーの代表のような味です。(知ってんのかい?)12年ものなのでピリっとしたアルコール感も一切なく非常に飲みやすい。18年もののミニボトルがついてとてもお買い得になっていました。その昔、シーバス兄弟という人が作ったそうな。キーモルトはハイランドの「ストラスアイラ」という銘酒を使っているとか。12年ものはスコッチのプリンスといわれているとか。まあ飲んでみるののが一番。百聞は一見にしかず。


praice 2,180円
day 2012.7.24
評価 ★★★
ジョニーウォーカー 黒 12年

 知らない人はいない、世界一の販売量を誇るジョニーウォーカー(赤)の上位酒で、知名度もNO1のジョニ黒です。ブレンドながらピートの香りが強く、アイラモルトのようでありなか゜ら、飲み安く仕上がっています。私が学生の時(昭和54年頃)、一万円という価格でしたが、昭和32年当時もなんと一万円(現在の物価に置き換えると30〜40万)という、とんでもない超高級酒だった酒です。(もっとも輸入洋酒はすべて高かったですが)それがいまや、2000円ちょっとで買えるということで、経済のしくみは複雑怪奇というしかありません。「硫黄島からの手紙」という映画の中で、渡辺謙が演じた栗林中将も飲んでいるなど、とても由緒があり、スコッチでありながら昭和の日本の臭いがぷんぷんの味を楽しみましょう。


praice 2,180円
day 2012.8.24
評価 ★★★
ホワイト&マッカイ 13年

 美味しんぼの漫画でも出てくる、ホワイト&マッカイ社のマスターブレンダーであるリチャード・パターソンがダブルマリッジ製法でブレンドした自慢の一品。通常の年数に1年プラスの13年という年数表示も他との差別化になっています。
 シェリー樽で作られた原酒が入っているのか、なんとなくマッカランの味がします。チョコレートのような甘いシェリー芳香があるのですが、きりっと引き締まった味となっています。そっち系を狙ったのであればかなりの完成度で銘酒なのでははないかと思います。パターソンが強く勧める「氷をいれずにミネラルウォーターを少量加える」で味わうとその真価がわかります。


praice 2,480円
day 2012.11.28
評価 ★★★
 
サントリー ローヤル

 日本のウイスキーの父・サントリー初代マスターブレンダー鳥井信治郎の名作。瓶型は漢字の酉(酒の器)、栓は鳥居をかたどったもの。1960年の登場以来、日本の高級ウイスキーの代名詞として、豊かな夜を開いてきた。
山崎パンチョン樽原酒と白州竹炭ろ過原酒がキーモルト。甘く華やかな香り。やわらかくなめらかな口あたり。すっきりと心地よい余韻が特長。
とメーカーの言葉を並べました。はっきりいって今までのスコッチウィスキーはなんなのだろうと思わせる旨さです。ブドウのようなフルーティな香り、スムースな飲み口で正に傑作ではないのだろうか。満点


praice 2,480円
day 2013. 3. 9
評価 ★★★★★
スーパーニッカ

 スーパーニッカは、現行のニッカのラインナップの中で唯一、創業者である竹鶴政孝がブレンドしたウイスキーで、当時最高級のプレミアムウイスキーとして発売されたものです。渡英し、スコッチウィスキーの研鑽を積んだ竹鶴の入魂の作品であるだけに、スコッチウィスキーに近いと思います。しかし、やはりローヤルには遠く及びませんね、値段も安くなってはいますが、サントリーで言えばオールドに近いかな?


praice 1,680円
day 2013. 3.30
評価 ★★
ロバートブラウン

 こちらも1974年発売といいますからローヤルやスーパーニッカほどではないにしろ、かなりのロングセラー商品です。キリンを代表するウイスキーで一番名前が知られているのではないでしょうか?甘味はスーパーニッカよりは強いですが、味は値段相応な感じです。この辺になるとウイスキーを飲む理由が見つからなくなってきます。国産ウイスキー各社の方向性は
  サントリー / 日本人の好みに合うウィスキーを目指した。
  ニッカ/本格的なスコッチウイスキーを目指した。
  キリン/アメリカンテイストな雰囲気を目指した。
と言ってよいのではないでしょうか。


praice 1,280円
day 2013. 4.8
評価 ★★
デュワーズ 12年

 日本のメーカーをめぐっておりましたが、スコッチウィスキーに戻ります。デュワーズ12年は正統派スコッチです。このウィスキーはストレートよりトワイスアップ(1:1の水割り)で真価を発揮します。水割りにすることにより、度数が下がり飲みやすくなるのはもちろん、甘味や香りが増します。これは良いウイスキーでないと無理です。12年以上熟成のモルト・グレーンウイスキーをブレンド後、樽に戻しさらに半年間熟成させてボトリングしています。ほぼ13年ものと言っていいでしょう。甘味と苦味がほどよく、おいしいウイスキーだと思います。2006年モンドセレクション金賞受賞。


praice 2,180円
day 2013. 4.16
評価 ★★★★
ホワイトホース 12年

 日本人向けにら作られたという12年物、キーモルトはラガブーリンとのことだが、ピート香も薄く、癖がない。長期熟成なのでアルコールの刺激も少ない。味もまろやかで、いわゆるすべてが平均点なウィスキー。感想があまりないウィスキー。値段もリーズナブル。お買い得なウィスキー。ほんとに普通なウィスキー。




praice 2,036円
day 2014. 10. 1
評価 ★★★
サントリーリザーブ 

 サントリー二代目社長、佐治敬三の号令のもと、日本の万博を記念して作ったウイスキー。以来コマーシャルで頻繁に流れたせいもあり、知名度の高いウイスキーです。10年と表記された後、12年物も出たりしましたが今は無表記です。当時の値段はたしか3500円だったような記憶で、オールドの上位酒の位置付けでした。これもスナックなどでボトルキープで大量に並んでいました。味は相変わらず・・・で、まずいとはいいませんが、ほんとに12年物か?と思います。ストレートで甘味は感じるが、後味はぴりぴり、水割りは・あえて飲む理由がないかも。



praice 1,882円
day 2015. 2. 25
評価 ★★
カナディアンクラブ クラシック 12年

 世界5大ウイスキーの一角であるカナディアンウイスキー、値段は12年物に関わらず、驚異の1700円(税込)。一体どうゆう味なんだろうと飲んでみる。以外と甘味が強く、レーズンのような香り。12年ものらしくピリ感もなくまろやか。なんでこの価格なのか不思議なくらいです。気取らない、飾らない。しかしさりげなく美味い。世界は広い。日本人はアメリカやイギリス、フランスばかり崇拝している風潮があり他に目を向けていない気がする。もっとフラットな姿勢で視野を広くすれば、もっと楽しい世界が広がるにちがいない。



praice 1,700円
day 2015. 3. 4
評価 ★★★★
グランツ

 グランツは、グレンフィデック蒸留所を持つウイリアムグラント&サンズ社が手がけるブレンデッドウイスキー。つまり、グレンフィデックのモルトが使われているのかもしれません。安ウィスキーの中では美味いと評判の酒です。
 実際飲んでみるとたしかに、まあ飲める。ストレートが一番。コク、香り、甘味も感じる。水割りでは一気に安い酒に変身。平坦な味となる。まあ1000円のウィスキーだから、しようがないよね。日本酒でいうと白鶴○みたいな感覚で飲む酒。



praice 1,080円
day 2015. 5. 14
評価 ★★
フェイマスグラウス

 スコットランドで最も売れているウィスキーというのは伊達ではない。。値段を見ないで飲んだ場合、大概の人がかなりいいウイスキーなのではと思うのではないでしょうか。ストレート・水割りともどちらもいける。グランツよりははるかに美味しいです。濃厚な舌触りとコクがあるがキレが良い感じで飲み飽きないと思います。この価格帯でみれば国産も含んでもマストかも。是非一度お試しを。



praice 1,490円
day 2015. 10. 24
評価 ★★★