カッパン倉(1268m)


個人山行 sue
【日  時】 2021年2月14日
【メンバー】 solo
【天  候】 晴れ
【山  域】 越後三山
【時間記録】 広堀川橋7:50 – 882標高点10:30 – 新開道11: 20 – カッパン倉11:45~12:30
       – 新開道スギ林13:00 - 広堀川橋13:20



 カッパン倉は八海山の新開道ルートの中ほどにある標高1268mのピークだ。隣の阿寺山は最近人気急上昇のようだが、カッパン倉は記録さえ稀だ。

 カッパン倉から下方の新開道沿いの斜面はスキーによさそうなので以前から気になっていたが、登り口に適当な駐車スペースがなかった。しかし、新開道の登山口にこだわらず阿寺山の駐車スペースから行けると気付いた。

 好天の日をねらって出発するも出遅れてしまった。広くなった阿寺山の駐車スペースもすでに満車となっていた。結局路上駐車することになってしまったが、天気がいいからまあいいか。

 広堀川橋の手前から八海山に続く尾根に取付く。用水を渡りスギ林を抜けるとずっとブナ林の広い斜面が続く。
 

 882m標高点の手前が背丈ほどの雪壁になっていてスキーをはずして越えたほかは特に問題となるような所はない。882標高点のむこうに阿寺山が見える。
 
 
 振り返ると高倉山。この山はスキーには向かないようだ。
 

 882標高点の先にある急斜面を過ぎると傾斜は緩くなってカッパン倉までは歩きやすくなる。
 
 
 カッパン倉のピークは狭いが展望は最高だ。八つ峰と入道岳が目の前に迫る。この先、稜線中央の大日岳までスキーで行く人がいるようだが自分のレベルではない。
 
 
 下りは登ってきたルートではなく夏道沿いに滑った。傾斜がゆるくなってスギ林が見えたところから左の尾根を巻いてスタート地点に戻ったが、積雪の状況によってはヤブが出てトラバースはちょっとつらいかも。
 
 
 今回は雪が多かったためかヤブはほとんど気にならなかった。道脇の雪の壁の上り下りが大変だった。
 

 スキールートとしては阿寺山のほうが勝るかもしれないが、人のいないところに行くならカッパン倉だろう。ただ、八海山周辺はルートを誤ると進退窮まるような所があるので見通しが効かない時は要注意だ。