木曽駒ケ岳 山行報告書


山行報告者  ツル

【日  時】 2021年 8月26日(木)~8月27日(金)テント泊り
【メンバー】 単独
【天  候】 26日 曇り 27日 晴れ
【山  域】 中央アルプス 長野県駒ケ根市より入山
【コ ー ス】  しらび平コース
【実録時間】
◇8月26日(木)
駒ケ根市菅の台バスセンター11時40分 バス しらび平駅12時15分 ロープウェイ 千畳敷駅12時30分~12時45分 - 乗越浄土13時30分~13時45分 -宝剣岳 - 宝剣岳山荘14時20分 - 駒ケ岳頂上テント場14時45分
◇8月27日(金)
テント場6時05分 - 木曽駒ケ岳頂上ピストン6時40分 - 乗越浄土7時05分 - 千畳敷駅7時40分~50分 ロープウェイ しらび平駅8時00分~20分 バス 菅の台バスセンター9時00分



 二年越しの木曽駒ケ岳。行きたい、行かなければならない!まずは天気に恵まれる事、それと今年からいつでも行ける事が恵まれた事だ。8月20日頃天気予報を見ると台風12号が九州西側をゆっくり日本海に向けて進んでいるようだ。この21日(土)~22日(日)は無理なので進路と影響範囲を見ながら決定しよう。
 天気予報とにらめっこする日がつずく。熱帯低気圧になる模様なので安定する日は木曜日からと判断した。よし、行くぞ26日(木)~27日(金)決断する。

 
 〈菅の台バスセンター〉


 駐車場には50台超えの車でいっぱい。このコロナ渦時期にこんなに集まっていいのだろうか?やっぱり人気の山に違いない。バス乗車券を購入時に途中橋の下部が洗堀されているため50mほど歩いて先のバスに移動して頂きますとの事、行くしかない。
 コロナ対策で8割の乗車といわれたが50人乗りバスで20人位でしらび平に着いた。

 
 〈しらび平駅〉


 千畳敷駅に着くとカール地形が目に飛び込んでくる。八丁坂を過ぎると急登になり、老人にはきつい勾配である。歩道には建設用語で布団篭という工法で土砂崩壊を防ぐ土留がいくつも設置されていた。
 余計な事だがこの工法は鉄線を組立てた中に石を詰めて布団状に設置し斜面を安定させる工法である。石は現地調達であり、作業時は危険を伴い、先人技術者には頭が上がらないの一言である。感謝 感謝

  
 〈千畳敷駅(八丁坂~)〉


 乗越浄土まで来るとしめたもんだ。あとはわずかだ。

 
 〈乗越浄土〉


 宝剣岳に行ってくる。頂上には残り3mで登頂出来なかったが下りの最中に後ろからウグイスかカッコーかの声が聞こえてきた。後ろを見上げると頂上に立つ男性が歌なのか詩吟なのか美声で歌っているではないか。登山者は拍手して喜んでいる。家に帰っても意味が分からない。何かあるのかも!

 
 〈宝剣岳の頂上はここから3m上〉


 中岳を過ぎるとすぐに木曽駒ケ岳頂上とテント場が見えてくる。今日は少しガスっているので頂上は明朝にする。テント設営し今日の反省を一人で頭に入れる。
 15時30分。

 
 〈木曽駒ケ岳頂上山荘〉


 
 〈頂上山荘とテント場〉


 
 〈某会社製1~2人用テント〉


 夕飯はカレーライスの予定が食べれないので炊いたごはんと簡易味噌汁で終わりにする。また、朝食はうどんを作ったが半分しか食べれない。残りはみあげとして家に持っていく。

 
 〈炊いたごはん(0.5合)〉


 
 〈日の出の瞬間〉


 頂上をピストンし、時間があるので宝剣岳~極楽平経由で千畳敷駅までと思ったが宝剣岳からの道は岩場となっている事と単独なので往路を帰る事とする。
 高山植物がみれたのはトリカブト、アザミ、キリンソウ?位かな。頂上を回ればもっとたくさんの花が見られたかも!

 
 〈駒ヶ岳神社〉


 
 〈頂上山荘と宝剣岳〉