巻機山
個人山行 sue
【日 時】 2022年3月21日
【メンバー】 solo
【天 候】 くもり
【山 域】 魚沼
【記 録】 R291駐車スペース6:50 - 桜坂7:25 – 5合目焼松8:25 - ニセ巻機10:05
- 山頂10:50~11:10 - ニセ巻機12:15 - 桜坂13:25 - R291 13:45
連休は天気が悪い予報だったが、この日は少しよさそうなので巻機山に出かける。
R291脇の冬の登山口にはすでに10台以上の車があった。
前夜積もった新雪の中、ありがたくトレースを使わせてもらう。
井戸尾根を順調に登っていると下の方からスノーモービルの爆音が聞こえる。山中にけたたましく響いている。スノーモービルの音は嫌いである。
ニセ巻機の急登にさしかかると風が強まりガスも出てきた。
多くの人はニセ巻機で引き返したようだが、3人パーティーが山頂に向かっているのであとを追う。
山頂で追いつきトレースの礼を言う。先行者は屈強の若者と思いきや、自分よりもご高齢と思われる方々だった。雪のない東海地方から来たそうだ。
米子沢を降りるつもりで山頂まで来たが、ガスは濃くなってきて晴れそうにないのであきらめる。3人パーティーも来た道を戻っていった。
ガスの中GPSを頼りに慎重に下り続ける。ニセ巻の急斜面はほとんど横滑りで降りた。急斜面を過ぎてなだらかな尾根に出るとようやくガスの中から抜け出た。
ほっと一安心したその時、自分の目に予期せぬものが映った。
それは、なんとなんとスノーモービルの跡・・
井戸の壁を越えて7合目付近まで上がってくるとは・・
帰って調べたらスノーモービルはかなりの急傾斜でも氷の壁でも登ってしまうらしい。雪さえあればほとんどどこにでも行けるようだ。
単にスノーモービルを乗り回したいだけなら登山者の多いところでは遠慮してほしいものだ。
登山口駐車スペース。この日7時の清水の積雪深は308㎝
中央が井戸尾根、左は割引沢
五合目焼松から米子沢(右)
真っ白な巻機山頂