今回の裏磐梯周回コースは昨年10月に悪天候のため断念したコースでしたが、今年は一年で一番天気が良さそうな時期に計画して予定どおり登頂できました。
数日前から台風の動きにハラハラ、ドキドキしていましたが、足早に日本列島から遠ざかってくれて、当日は青空が広がりました。ただ、火口壁の上に出てからの強風には参りました。
最初は裏磐梯スキー場の中を歩いていきます。
スキー場を過ぎるとしばらくは展望のない樹林帯。
樹林帯をぬけると視界が広がる。ここは爆裂火口の真ん中。
赤茶けた荒々しい岩壁にぐるりと囲まれます。
再び樹林帯に入り、今度は激登です。
かなり登って桧原湖が見えてきました。明治21年の噴火でできた湖です。
稜線に出ると強烈な風。このあたり、飛んできた砂粒が顔を打ちます。
風の弱そうなところで小休止。
櫛ヶ峰。崩壊が激しくて登山禁止なのだとか。
強風の中、山頂を目指して歩きます。
爆裂火口をのぞき込みます。これ以上前にはでられません。
緑が濃くなってきました。弘法清水小屋に向かいます。
後ろのなだらかな山々は吾妻連峰ですね。
もうすぐ山頂。このあたりはまだ芽吹いたばかりです。
山頂から猪苗代湖です。こちらも大昔に磐梯山の噴火でできたそうです。
さあ下りです。樹林帯の中の道が続きます。
銅沼です。想像よりも大きな沼でした。
ここからスキー場まではわずかです。
風が強かったことを除けば天気はまずまず。巨大な爆裂火口や山頂からの大展望などここでしか見られない大パノラマを楽しんできました。