苗場山麓 赤湯温泉


会山行 報告 IT
【期  日】2023年9月9日(土)~10日(日)
【天  候】曇り 夜一時小雨
【メンバー】4名 (会長、社長、なっちゃん、担当者)
【行  程】9/9 8:45新潟発 11:30小日橋駐車場発 → 13:30鷹ノ巣峠 → 15:00山口館
      9/10 9:30山口館 → 鷹ノ巣峠 → 林道脇広場で昼食 → 13:10小日橋駐車場着
          みつまた“街道の湯”経由で新潟へ
   



 赤湯温泉は、よくぞ明治の時代にこんなところに開湯したものだと驚いてしまう、山深い谷にある一軒宿。ランプと河原の♨と、おいしい釜炊きご飯が名物ということで、一度訪ねてみたかった。
 登山との組み合わせも計画を練ってみたが、こちらに泊まり一泊二日で苗場山頂を目指すのは私には難しいと諦め、今回は「目的=♨!!」とする。

 プリンスホテル奥の山道を進み20分ほどで橋のたもとの駐車スペースへ着く。既に5台ほど車があったが、あと3~4台は停められそうだ。
 標高約900mから清津川の清流を見ながら林道を歩き、山道に入ってからは1184mの鷹ノ巣峠までなかなかの登り。
 その後なだらかな林の中の道を行くと最後は急な下りとなって沢に出て、標高1060mに佇む宿へ到着。

 この日の宿泊は、苗場山周回の若者グループや、ご家族連れなど全部で20人ほど。別館も備えた立派な造りの建物で、部屋数もあるので、我々4人で2部屋を贅沢に使わせていただいた。
 噂に違わず、野趣溢れる♨、揚げたての天ぷらや手作りの山菜のおかず、そして「これぞ日本の朝ごはん!」というおいしい食事に感動・・・

 食事中にご主人やその妹さんから、荷揚げの大変さや、河原の湯を維持するご苦労、田中陽希さん宿泊の時のお話などを伺う。少なめの人数なので得られた宿の方々とのふれあいがよかった。
 冷房がなくても風は涼しく、携帯も電気も使えない空間で川音を聞きながら、ただただ“のんびりまったり”・・・
 夜空は雲に覆われて、♨から星を見ることができなかったのが少々残念だった。

 翌朝もコーヒータイムなどしながらゆっくり出発。国道に戻り、また♨に入って帰宅。
 『今回は♨三昧』は大正解!たまにはこんな会山行もOK?
 でもせっかく苗場山の5合目まで来ているのだし、叶うなら次は昌次新道から苗場山頂を目指してみたい・・・(^-^;

 

 

 

 

 

 

 

 
 オオシラヒゲソウ  秋が始まる