甲武信ヶ岳(2475m)


会山行 sue
【日  時】 2023年11月18~19日
【メンバー】 4人
【天  気】 曇り
【記  録】 《11月18日 曇り》
       栄PA 6:30 = 大積PA = 北陸道 = 上信越道 = 中部横断道 = 毛木平10:50
       毛木平 11:10 - 十文字峠13:20
       《11月19日 快晴》
       十文字峠6:15 - 大山7:05 - 尻岩10:50~9:05 - 三宝山10:10~10:25
       - 甲武信ヶ岳11:05~11:45 - 源流分岐12:10 - 信濃川水源12:25
       - 林道(大山祇大神)14:55 - 毛木平15:15




 富士山と信濃川の源流を見に甲武信ヶ岳に行ってきました。
 この時期は太平洋側の山では晴天の日が多くなります。雨男も安心です。
 
 11月18日(土)
 収穫が終わった広大なレタス畑を過ぎるとまもなく毛木平の登山口駐車場に着ます。標高は1466mあります。この日の目的地十文字峠までは標高差500mほどの登りです。

  
 すでに10台くらいの車が止まっていました。あたりには昨日降った雪がうっすらと残っていました。
 
 
 千曲川を渡り十文字峠に向かいます。時折日が差しますが気温は低めでした。

  
 上空は強風が吹き荒れていますが、針葉樹林が冷たい風を遮ってくれます。 

   
 峠にある十文字小屋です。長岡から通っているという女性が管理人でした。テントサイトはこの写真を撮った位置、水場までは往復10分です。テント泊は自分たちだけでした。
  
 11月18日(土)
 夜中はものすごい音で強風が吹き荒れていましたが、ありがたいことにテントサイトは無風でした。朝には風も弱まり青空が広がっていました。

 
 十文字峠は信州と秩父を結ぶ昔からの街道ですが、秩父方面は通行止めになっていました。
 
   
 歩き始めて最初のピークの大山は山頂直下がクサリ場です。雪の着いた急斜面を慎重に登りました。

 
  「尻岩」そう見えなくもない。ここから三宝山まで長い登りが続きます。小休止してエネルギー補給です。
 
 
  三方山への登りです。雪が多くなってきました。この登りで軽装の登山者数人に追い越されました。毛木平から日帰りで周回する人が多いようです。
 
  
 三宝山は今回の山行の最高地点です。甲武信ヶ岳からここまでわざわざ足をのばす人もいるようです。
 
 
 三宝山から甲武信ヶ岳までは大きなアップダウンもなくずっと針葉樹林の中を歩きます。右のピークが甲武信ヶ岳です。
 
 
 やりました。甲武信ヶ岳山頂です。澄みきった青空の下、喜びがあふれました。山梨、埼玉県側からも登山者が登ってきていました。
 
 
 お約束の富士山です。あらたに雪をまとってとてもきれいでした。
 
 
 そして八ヶ岳連峰です。中央やや左の一番高い峰が赤岳。さらに左に権現岳。右のひときわ白い峰が硫黄岳かな?
 
 
 もうひとつの目的、信濃川源流です。山頂から下ること40分ほどです。標柱の左後ろの沢床からチョロチョロと水が湧いていました。
 
 
 水源からは川の流れに沿って下っていきます。雪道はところどころ凍結していて滑りました。
 
 
 川の流れが大きくなると川から離れて歩くようになります。雪もなくなりました。
 
 
 昔の街道の名残です。看板には「三峯山大権現 右 山道 左 江戸道」と書いてあります。支柱の部分は「元治元年(一八六四年)十文字嶽道標権現碑」
 もうすぐ毛木平。お疲れさまでした。