菱ヶ岳@その山は滑れるか シリーズNo.33
個人山行(なんちゃってテレマーク)
【日 時】2024年4月14日(日)
【メンバー】 M
【天 候】 晴れ・無風
【山 域】 関田山脈
【地 形 図】 柳島・松之山
【実録時間】 駐車場所(標高460m)8:45 - 切り開きトップ9:36 - 山頂(標高1130m)10:25<昼の憩い>
10:59 - 切り開きトップ11:17 - 駐車場所11:27
日曜日は晴天が約束されている.
近場の静かな山にはもう滑られる雪はない.
そこで,本日は関田山脈の一角を占める菱ヶ岳に突撃である.
菱ヶ岳にはまだ滑ったことがない.
特徴的な山容から遠くからでも良く分かる.
しかしながらすぐ近くにスキー場があり,そのトップから山頂は近い.
いくらも登ることなく山頂に至ってしまう.
おまけに我が家からは遠いこともあり,これまでスキー登山の対象とはならなかったのである.
しか~し,この小雪である.
豪雪地帯のこの山ならば雪があるのではないか.
スキー場はとっくに営業終了しているが,まだ雪はあるのではないか.
車で雪のあるところまで行って登ろう.
果たして,須川の集落から伸びる道路を地形図を見ながら登っていくと,標高460mで雪により行き止まりとなる.
▶標高460m地点
その先をみると,果てしなく大きな切り開きが広がっている.
雪は十分ある.
早速ここから歩く.
▶切り開きから菱ヶ岳山頂を望む.
北側は崖である.
▶広い切り開きのてっぺん
▶広い切り開きのトップから平坦地を経由して奥の沢を目指す.
▶沢の取り付き
雪爆弾の心配,全くなし.
▶登りやすい斜面が続く.
▶根開きの状況
2m以上の深さがありそう.
▶雪の状況
▶山頂に向かって,いくつかの支尾根がある.
▶ブナはあるが,みな細い.
▶山頂南側の斜面
▶山頂小屋が見える.
山頂頂部は広々としている.
▶山頂小屋
▶手前ピークの奥に苗場山
春霞でぼんやりとしか見えない.
▶梢越しに鍋倉山(奥)と黒倉山が見える.
山頂は灌木があって,北側以外の展望はあまり良くない.
▶米山と黒姫山
北側は崖なので,展望はすこぶる良い.
▶登ってくるときには雪が繋がっていたように見えたので,切り開きのトップに直接降りようとしたが,
下から見えないところの雪が切れていた.
▶方向転換し,登ってきた沢沿いに滑り降る.
▶沢を出たところ
あとは広~い切り開きを適当に滑り降りる.
▶駐車場所
下山後,すぐ近くの雪ダルマ温泉でさっぱりする.
湯の花が漂う薄緑色の温泉で,洗い場も充実していて入浴料600円はありがたい.
しかも他のお客はおらず,大変ラッキーであった.