鋸岳・甲斐駒ヶ岳
個人山行 sue
【日 時】 2024年10月13(日)~14日(月・休日)
【メンバー】 solo
【天 気】 2日間とも晴れ
【記 録】 《13日》釜無川~鋸岳(往復)
ゲート手前駐車帯4:00 - 旧造林小屋6:40~6:55 - 横岳峠7:55
- 三角点分岐9:15~9:30 - 鋸岳10:10~10:20 - 鹿窓10:40~10:50
- 鋸岳11:10~11:20 - 三角点分岐12:00 - 横岳峠13:00
- 旧造林小屋13:45 - 登山口駐車帯16:00
《14日》黒戸尾根~甲斐駒ヶ岳(往復)
尾白渓谷P 4:20 - 笹ノ平5:55 - 5合目8:00 - 七丈小屋8:40~8:55
- 8合目9:35 - 甲斐駒山頂10:40~11:05 - 七丈小屋12:10~12:20
- 5合目12:55~13:05 - 2合目14:30~14:40 - 尾白渓谷P 16:20
歩けるうちに行っておきたい山はいくつかある。その中でも上位にランクされる鋸岳に行ってきた。会山行をお断りしてすみませんでした。
《第1日》
前日の夜8時ころに駐車場所に到着してそのまま車中泊。晴天が約束された連休とあってかなりの車が停まっていた。
午前4時、暗い中を出発。まずは約9.5kmの工事用道路歩きが延々と続く。
道路の最後2kmほどは損傷が激しく川原まで降りて迂回するところもあった。
道路の終点にある立派な小屋。小屋利用はできないがテラスの下でテント泊は可能。
小屋を過ぎると急なガラ場となり、続いて針葉樹林の急登となる。
主稜線に出たところが横岳峠。ここに泊まれば鋸岳まで余裕で行けそう。ただし水場なし。
横岳峠の先も針葉樹林の急登が続く。岩場はまだ現れない。
2607m三角点近くまで登るとようやく樹林帯を抜けて展望が開け、岩稜が連なる鋸岳が大きく見える。
鋸岳山頂(第1高点)までは岩場が多くなる。歩きやすい道ではないが、特に問題となるところはない。山頂は360°の大展望。
山頂から甲斐駒ヶ岳(左)と鋸岳第2高点(中央)
鋸岳まででは少し物足りないので鹿窓まで行く。途中長い鎖場が2か所ある。
鹿窓は岩稜に空いた大きな穴。この穴は甲斐駒~鋸の縦走路のルートになっている。
鹿窓から仙丈ケ岳。ここまで来た人はみんなこの写真が撮りたい。
縦走路は鹿窓~第2高点が核心部のようだ。好天の連休で甲斐駒方面からどんどん人が登って来る。もっと先まで行ってみたかったが、装備もないし時間もないので鹿窓で引き返した。
鋸岳の釜無川コースはとにかく道路歩きが長い。歩いた距離の2/3は釜無川砂防工事道路だった。上高地~横尾までの距離とほぼ同じでも上高地のような華やかさは全くない。戸台川の角兵衛沢を利用する人も多いようだ。
《第2日》
前日は下山後にフォッサマグナ温泉に寄り、コンビニで食料を買って尾白川渓谷駐車場で2夜目の車中泊。ここは大きな駐車場できれいなトイレもある。夜中にやってくる車も多い。
出発は前日の疲れもあって予定より少し遅れた。暗い中どんどん人が登っていく。
自分は歩くのは遅いほうではないと思っているのだが、後続者に次々に追い越される。黒戸尾根はトレラン系の人が多いようだ。
歩き始めて1時間半。ようやく山頂に日があたり始めた。
すっかり夜が明けたところで今回初の富士山。富士山が見えるとテンション上がる日本人。
5合目手前から見た甲斐駒ヶ岳。まだまだ遠い。たどり着けるか心配になる。
黒戸尾根はハシゴが多い。特に5合目屏風岩から七丈小屋までの間はハシゴ、クサリ、ロープのオンパレード。
8合目から甲斐駒。黒戸尾根は信仰登山のルート
前日登った鋸岳が見える。前日と反対側から見ても岩山。
烏帽子岩の二本剣はかなり大きなもので遠くからでもよくわかる。
甲斐駒山頂からの大展望。北岳、間ノ岳、塩見岳くらいまではわかるが・・。遥か南方へ続く重厚な山並み。
山頂からの大展望。甲斐駒、鳳凰、富士山は一直線上にあるのだ。
胎内市出身の大阪の人に撮ってもらった。
南アルプスの地図がすぐに頭に浮かぶ人は、「甲斐駒~鋸は縦走できるのでは」と思いますよね。でも、甲斐駒~鋸縦走は単独行自粛みたいなことが言われているようで、それに私自身この山域には詳しくないので国道20号線を迂回しました。