飯豊・カモス峰

会山行ku-ninn8
【日時】2006820日(日)
【メンバー】7人
【天候】晴れ
【山域】飯豊連峰
【地形図】無し
【コースタイム】無し


縦走するメンバーが朳差岳から東俣尾根を下山するので、迎えに行く計画を立てた。大勢で迎えて、大騒ぎしたいと思い、いろいろと声をかける。縦走している当人からは昨晩朳差小屋から元気メール、予定通りの下山メールが届いていたので、安心だ。冷たいビール(それも生)、日本酒、枝豆、茄子漬け、焼肉、ソーメン…など、何日も山に入っているので、食べたくなるだろう、飲みたいだろうものを厳選??して持っていくことにする。

当日は晴れ、それも異状に暑い。西日本は台風の影響もあり雨が降り涼しそうな面もあったのだが、新潟は天気が続いている。カモス峰あたりまで、2時間と考えていたので、荷物も重い。月夜平はいつ来ても幻想的な雰囲気で素晴らしいのだが、ここでもう玉のような汗が流れる。第2吊り橋を渡り、尾根に取っ付くともう各自バラバラになって登っていく。枯松山がピラミダルに見える。この山はどの方向から見ても格好がよく見えるのだろうか。

カモス峰まであと一息か…と思って上を見上げたら、縦走した当人が迎えに下りてきてくれた。カモス峰には1時間ほど前に着いていたそうだ。再会を喜び、カモス峰まで上がる。ビールで乾杯し、荷揚げた食べ物を食べる。縦走した人より私たちのほうが飢えているような食べっぷりだ。ほどなく、足の松尾根から朳差岳を越えてきたメンバーも到着する。聞けば5時半頃から登り始め、3時間かからなく大石山に着き、11時半過ぎにはカモス峰まで下りている…強靭の体力だ。

縦走の話しを聞きながら宴会が進む。私たちが上げた食料、酒はウナギを残して(これ高かったのに)すべて無くなったそうだ。ありがた迷惑だっただろう荷揚げも役に立ったかと思うと一安心だ。また、昨日、違う会の仲間が冷たいビールと肴を持って、足の松尾根を登って来てくれたとのこと。イヤハヤ素晴らしいの一言。この日もお昼過ぎにヘリが爆音をたてて飛んでいた。朳差岳山頂で事故があったらしく、救助のヘリであった。どうもヘリには縁がある。



    <カモス峰での宴会>        <月夜平>

飯豊連峰の完全縦走。たかが縦走、されど縦走である。簡単そうだが、やったことがある人は少ないのではないだろうか。交通の便を考えたりすると、近くなのでいつでもできると後回しにしてしまいがちだ。私自身もしたことがない。「よし、やろう!と思い立って、その弾みで実行した」。そんなメンバーの力になって(ほとんど自己満足なのだが)、みんなで盛り上がった、今年の悠峰の盛夏=成果であった。今度は冬にもこのように盛り上がりたい。ただし、当会は飯豊はほとんど無理、五頭か菅名あたりで頑張ろうか。

この日、新潟市の最高は35.3度だった。暑いはずだ、ほとんど体温並みだもの。