不 動 堂 山
会山行ku-ninn19
【日時】2007年1月21日(日)
【メンバー】7人
【天候】晴れのち曇り
【山域】菅名山塊
【地形図】村松
【時間記録】
磐梯山が中止となり、天気も良さそうなので先週敗退した野須張山に行こうとしていた。だが、不動堂山の話が舞い込み、そちらに行くことになった。
晴天の中、3人が先発隊となりキノコ工場を出発。ひとりはノロウィルスあがり、ひとりは腰痛で通院中、そして私という、心もとない3人となった。
雪は無い。針葉樹の中を送電線まで行くのだが、まったく無い。無雪期に来たことがなかったので、初めての山に来たようだ。送電線を抜け広葉樹の尾根道になっても、雪は出てこない。目印用の赤テープが寂しくたなびいており、日差しの中で11月の小春日和に登っているような感じになってしまう。手袋をしていなくても暖かい。(この日の最高気温は10℃あったらしい。なるほど!!)
それでも標高300mを過ぎたあたりから雪が出始める。「あった!あった!」ヒラタケがびっしり付いている木を発見。例年だと“冷凍”されているのだが、今年は“乾燥”されているみたいだ。スーパーの袋いっぱいに採り山頂に向う。
<雪の無い登山道。ワカンが寂しい> <ヒラタケ>
山頂の積雪は膝上くらいだろうか。昨年も同じような時季に来ているが、雪の少なさに改めて驚く。それでも、麓の雪の無さからみれば、あるといえるのだろう。風越山の縦走路へはトレースが付いていた。風越山に向っているのだろうか、松野集落からきているのだろうか。2月の上旬に笹目集落から兎平経由で風越山に行きたいのだが…どうなるかなあ。見晴らしは最高。近くの山々は黒々として見えるが、粟ケ岳から奥の川内山塊は白く輝いていた。
テントを張るために雪踏みをしていたら、後発隊の4人が到着する。全員が揃ったところで、大休止となる。日の光でテントの中は暖かく、大寒の翌日とは思えないほどだった。
15時を過ぎて山頂を後にするが、今回は十分明るいうちに下山できた。それにしても、今回は野須張山に行かなくて、不動堂山に来て良かった。行っていたら、先週よりすごいヤブに泣かされていただろうし、なんといっても肉厚のヒラタケを採り損ねたのだもの。
<風越山>