浅草岳(1586m)

新人歓迎山行

【山】    浅草岳

【とき】   10月19日(日)

【天候】   晴れ

【メンバー】 8人

【コース】  五味沢から浅草岳

       駐車場―林道終点―浅草の鐘―桜ゾネコース―カエヨノボッチ―

       前岳―浅草岳山頂―前岳―ネズモチ平コース―登山口―駐車場


新会員が4名居られるので、新人歓迎山行を計画した。どの山にしようかと考えたが、この時期、紅葉が良くて比較的楽に登れるということで浅草岳にした。

栃尾道の駅に7時半集合、天候は雲ひとつない絶好の登山日和である。290号を入広瀬へ出て、大白川の駅から五味沢へ入る。破間川ダムを渡り浅草山荘を見ながら林道を走る。紅葉のトンネルの中を走っているようだ。道の駅から1時間ほどで登山口の駐車場へ着いた。野球が出来るくらいの広い駐車場で立派なトイレもある。すでにたくさんの車が止まっていて、後からまだ続いてくる。バスも何台か止まっていて、改めてこの山の人気を思い知らされた。林道はこの先まだ続いているが、今はここにゲートが設置されている。

歩き始めは8時40分。7・8分でネズモチ平の登山口があるが、これを見送りさらに林道を歩く。およそ40分で林道終点の登山口に着いた。登山口の階段を登ると浅草の鐘がある。ここからはブナの穏やかな道になる。歩き始めて1時間、見晴らしの良いところで小休止にする。Aさんが脇の林に入ったかと思うと、ビニール袋!と言いながら、大急ぎで戻ってきた。なにごと?と思ったらナメコを見つけたのだ。まだカサの開いていない丁度食べごろのが袋半分も取れた。さすがにキノコ採り名人だけのことはある。

急登が終わると展望が開け、カエヨノボッチと前岳が見えてくる。山頂は前岳に隠れている。前岳を巻いていくと、右は鬼ガ面からの道、左はネズモチ平からの登山道が合流する。山頂から続く草紅葉を見ながら木道を歩くが、濡れて滑り歩きにくい。山頂手前の湿原には休憩場所があり、大勢の登山者が休んで昼食をとっている。11時に山頂へ着いた。1等三角点と石祠があり、眼下に田子倉湖が見える。記念撮影をして昼食場所を探すが、風が冷たく適当な場所がないので、きた道を鬼ガ面とネズモチ平の分岐まで戻る。

分岐の近くにようやく広場を確保して昼食に突入した。今日のメインは新人歓迎ソーメン?である。Aさんが大きなタッパー2つに茹でたソーメンを持ってきた。タッパー1つでも余るのでは、というくらいの量だ。早速ビールを飲みながら麺つゆ作りが始まった。ここで麺つゆのレシピを披露する。つゆを丁度良い濃さにしてこれを沸かす。そこに今日収穫したナメコを入れて茹でる。これとは別にフライパンに油を引いて細かく刻んだナスとピーマンを炒める。これを先ほどのナメコ入りつゆに入れてわずかに沸かして出来上がり。チョッと油の効いた汁とナメコが絶妙の取り合わせである。余るのではと心配したソーメンが見る見るうちになくなった。

帰りはコースを変えてネズモチ平コースを下った。穏やかな登りとは一転して、転げ落ちそうな急坂を慎重に下る。登山口の林道に出ると、駐車場はもうすぐそこだ。帰りは五味沢の浅草山荘で汗を流して帰った。(600円)

4名の新人のうち、2名の方が仕事で参加できず残念でした。しかし紅葉と素晴らしい天気に恵まれ、おいしいナメコ入りソーメンをたらふく食べて楽しい山行でした。(YA