百  石  山

会山行ku-ninn45
【日時】200839日(日)
【メンバー】8人+大勢
【天候】晴れ
【山域】朝日山塊
【地形図】小国東部
【時間記録】 伊佐領小学校9:15 − 線路9:32 − 342.8m水準点(尾根)10:0110:12 − 百石山山頂11:1914:15 − 小学校15:48


鬼ごろし≠ニいう山岳会?からのお誘い山だった。地図を買い調べてみると、山形県小国町の伊佐領にある、標高598mの山、それも国道113号線の脇の山だった。集合は国道から入ってすぐの伊佐領の学校で、学校の裏山!?を登るといった感じだ。

当日は快晴、気温も高くなりそうだった。学校の駐車場は参加者の車でいっぱい。私たちは学校裏手の尾根ではなく、山頂から南に、国道に延びている尾根を登ることにする。集落の中の道を行き、国道手前の線路の脇から山に入る。ひとつ沢を越え尾根に取り付く。取り付きは杉林だが、すぐにブナを含む広葉樹林帯になる。雪は朝冷えたらしくモナカ状、ワカンで足首くらいまでもぐる。


   <山頂に向かって尾根を行く>

尾根腹は急登だが、尾根上の342m水準点のピークまで行くと、あとは緩やかな尾根歩きが続く。すっきりとした尾根でヤブっぽくもない、夏道が付いていそうな感じの尾根上を行く。今冬歩いた五頭連峰とは大違い、春山をゆっくりと楽しみながら登った……でも、五頭のヤブも捨てがたいんだよな。

山頂直下は標高差100mほどの急登。それを登ると広く見晴らしの良い山頂に着いた。もう大勢の人が宴会をしている。日差しが暖かく風がないので、ツエルトを張らなくても十分居られるようだ。山頂からの展望は素晴らしの一言。飯豊連峰がすべて見渡せられた。天気が良すぎるせいか少しぼやけて見えたが、春の日差しを受け、より輝きを放っていた。


<山頂での記念撮影>

十分すぎるほど山頂を楽しみ、下りはみんなが登ってきたルートを行く。山スキーヤーも数人いる。今回は雪が腐っているが、ザラメだったらより楽しいのだろう。快適そうな斜面が続く。だが、こちらは登った尾根よりももっと短く、本当にゆっくりとして下りても、あっという間、そして、本当に学校の裏山!!で、校舎の裏に下山した。この山、国道から近く、林道歩きもない。また登ってみたい山になった。厳冬期の深雪ラッセルでも、春の山スキーでも楽しめそうな山である。



<山頂からの飯豊連峰>