鏡  山

個人山行ku-ninn59
【日時】20081013日(祝)
【メンバー】6
【天候】晴れ
【山域】飯豊山域
【地形図】
【時間記録】
 新潟6:00 = 祓川登山口8:30 − 山頂11:0013:45− 弥平四郎登山口15:55


 前日から入っている4人を追いかけて、2人で登山口に向かう。天気は晴れの予報。飯豊の展望台である鏡山の山頂、主稜線を見渡せられると胸を弾ませながら行く。

 祓川の登山口で合流する。駐車場には車が10台ほど止まっている。連休なので、多くは飯豊に入っているのかもしれない。私たちは車が2台あるので、1台を弥平四郎口に回し、ラウンドコースを歩くことにする。

登り口は紅葉には早いようだ。登山道は最初から急登が続く。キノコを探しながら登り、ブナハリタケを採りながら行く。登るにしたがって木々の葉は色づき始め、稜線直下のブナ林は紅葉の盛りを迎えていた。ここでキノコ探索をするが、ナメコには早いようだった。

稜線上も見事な紅葉が続く。秋の青空の下に染め上がった葉が広がり、尾根道に木漏れ日溢れる光景は美しい一言だった。

山頂からの展望も素晴らしかった。三国岳から飯豊本山、御西岳〜大日岳の大パノラマが目の前に広がっていた。この連休は登山者で賑わっただろう。最高の稜線漫歩だっただろう。主稜線の草黄葉は終わったのだろうか、もう冬支度を始めているのだろうか。いろいろな思いが頭を過ぎる

山頂は私たちを含めて3パーティーしかいなく、静かな山頂だ。日当たりの良い一角で宴会とする。どこで休んでも最高の展望を得られる山頂だった。

下山は途中で弥生コースを分ける。こちらもブナの原生林の尾根だ。道も広く歩きやすい…が、である。水場の上で蜂に刺される。左手首に強烈な痛みを感じ、見る見る間に膨れ上がってしまった。幸い大事にならなかったが、完治するまでに1週間かかった。どうもクロスズメバチのようだ。

こちらでもブナハリタケ、ナラタケなどを収穫しながら下る。6人で分けても十分な量の収穫になった。これから初冬にかけての季節は山の魅力が増加する。ブナ林の素晴らしい紅葉はもちろん、キノコ探索、収穫の楽しみが増えるのだ。楽しみが続く。

<登り始めの急登を行く>



<稜線上を行く>


<山頂での宴会>


<飯豊主稜線の大パノラマ>


<ブナハリタケ>