折居〜虚空蔵山

個人山行ku-ninn44
【日時】200832日(日)
【メンバー】1
【天候】晴れ一時曇り
【山域】五頭山塊
【地形図】天王・出湯
【時間記録】 砂防ダム10:32 − 赤倉沢えん堤11:14 − 尾根取付11:33 − 稜線分岐11:5212:07 − 虚空蔵山12:4413:00 − <345mピーク経由> − 赤倉沢13:28 − 砂防ダム14:02


 今冬通い続けた折居川周辺の山。赤倉沢から山葵山に行く時に虚空蔵山への稜線に取り付き山葵山に向うが、稜線にぶつかってからは夏道沿いに歩けた。その夏道の行方は然る事ながら、鞍部から稜線伝いに虚空蔵山まで歩くことにする。

予報よりも良い晴れの天気となった。砂防ダムには車が数台止まっている。折居林道はトレース上を行き、赤倉林道入口でワカンを付けて歩く。林道はそれなりに潜ったが、えん堤から先は雪が締まっていて歩きやすい。1時間ほどで目印を付けた尾根取り付きに着いた。沢からの急傾斜の登りもキックステップが効くので歩きやすく感じる。

稜線分岐に出、虚空蔵山に向かい出したときに今までの自分のミスに気付く。今冬、赤倉沢から登った折に地図に落としたルートが間違っていたのだ。登った尾根を違えて記していた。沢から尾根に取り付き主稜線にぶつかる、その地点から真西に324m水準点に伸びる尾根が発生していた。夏道はその水準点方向に向かっていた。だが、今回はそのまま虚空蔵山への主稜線上を行く。

虚空蔵山に近くなってくると松や照葉樹が目立ってくるが、尾根上はそれほどヤブを気にせずに歩ける。途中345mの大きなピークを越えて2ツ目のピークが山頂だった。見覚えある神社の建物もある。折居川源頭の山々のパノラマが広がっていた。日が差し暖かいのでお茶を飲んでゆっくりと過ごす。

下りは1月にも使った柱沢への尾根を行き砂防ダムに下りようと思っていたが、時間もあり、途中の345mピークから赤倉沢に下りている尾根を歩いてみることにした。ピークから明瞭な尾根を行くのだが、ヤブがすごい!の一言。赤倉沢えん堤から虚空蔵山に登ったときに使った尾根に匹敵するくらいのヤブの濃さだ。登りに使うと大変そうにみえる。同じ赤倉沢からのルートだったら、登った尾根が何倍も良く感じた。

それでも下りなので、あっという間に赤倉沢に着く。当たり前なのだが自分のトレースがあり、その上を行き、砂防ダムまで戻った。折居林道のトレースは朝よりもはっきりとした道になっていた。