お花見山行

定例山行―YA

【月日】4月20日(日)

【山域】菅名岳

【地形図】馬下

【天候】晴れ

【メンバー】10人


恒例のお花見山行だが、今年は同じ菅名岳でもコースを変えて登った。登山口を8時40分出発。暗い杉林を抜けるといったん急な下りになる。イワウチワが道の脇に沢山咲いていて、足の置き場が無いようだ。下りきると平になり潅木帯をしばらく進む。また杉の植林地になる。

緩やかに杉林を登るが、脇の斜面にはカタクリの大群落があり丁度見ごろだ。10分ほどで杉林が終わるが、そこからは急な登りになる。この時期、例年ならばかなりの残雪があるのだが全く無い。登り始めは曇っていた空も、青空が広がってきた。急な登りで汗をしぼる。

周りは楢の木などの低木帯だ。1時間ほどの急な登りが終わると、なだらかに広がるブナの林になる。この辺りから残雪が少し出てきた。登り始めて1時間ほどで、菅名岳を望む展望の休み場に出る。ここで初めての休憩だ。ブユが煩い。この先はしばらく痩せ尾根が続く。

3月の残雪期は、両側が切れ落ちたナイフリッジになり、怖いところだ。30分ほどで7XXのピークに着く。ここでも一休み。休んでいると下から呼ぶ声がする。S氏が大汗をかいて登ってきた。仕事の都合で遅れて登り始めたのだ。時間を考えると驚異的な速さだ。S氏のタフさに脱帽。ここからしばらくは平らな尾根を行くがやがて立派なブナ林に入る。緩やかにブナの林を進むがやがて急な登りになる。雪もだんだん増えてきて、ときどき雪を踏み抜いてしまう。この登りは連休過ぎにはイワカガミの群落が見られるところだが、今はまだ雪の下だ。急登が終わると菅名岳を指呼の間に見る平に出る。雪が多ければ山頂の登山者が見えるのだが、ブッシュに隠れている。ここまで来ると縦走路はわずかだ。

山頂は登山者で賑わっていた。来週は菅名岳の山開きだ。我々は雪のテーブルを作り、楽しいランチタイムに突入した。
       
以下省略。