白 太 郎 山

会山行ku-ninn47
【日時】200846日(日)
【メンバー】10
【天候】晴れ
【山域】朝日山塊
【地形図】徳網
【時間記録】 関さん宅8:45 − 小休止9:5010:00 − 小休止10:3510:40 − 白太郎山山頂11:0513:48 − 車15:15


 以前登った時は針生平への林道を行き、大きなえん堤の脇の尾根から急な取り付き(ガケ?)を登り、尾根に出て山頂を目指した。下山は違う尾根にトレースがはっきりと残っており、そのトレース通りに下ったら、徳網の集落の中に下りられた。今回は徳網の集落手前の関さんというお宅の横から登るということだった。山スキー屋さんがよく使っているルートらしい

 最初は2月下旬に計画した定例山行だったが、当日は2ツ玉低気圧の影響で荒天となり登山口まで行くのが大変だということで急きょ山を変更してしまったのだ。しかし、今回は高気圧に覆われ快晴の天気。道路状況も心配がまったくなかった。参加メンバーはワカン7人、山スキー3人となった。

集落前の関さん宅の脇から登る。初めは杉林だが、広い中急斜面で登りやすい。雪も締まっているのでワカン無しで登る。766mのピーク近くになるとブナ林が広がってきた。なるほど山スキーに最適の山らしい。ここから山頂まではブナ林の広いたおやかな尾根が続く。青空の下、ブナが点在する白い雪斜面という光景は山をこの上なく美しく見せるゆっくりと登っても3ピッチで山頂に着いた。

<ブナ林の快適な斜面が続く>

山頂からは360度のパノラマ、最高の展望が広がっていた。祝瓶山の鋭鋒はそそり立っていたし、その奥により白い朝日連峰が横たわっていた。飯豊連峰も輝いて見える。風が少し冷たく感じるので、昼食場所にと雪のブロックを積み上げての宴会となった。

 あっという間の昼食時間を過ごし、下山を開始する。ワカンが必要なほどもぐらないので、快適に下れる。山スキー組も快調滑り、気持ち良さそうだ。この山、車道から山にすぐに取り付け、標高差650mほどと、積雪期には手頃な山だ。一度、厳冬期にチャレンジしてみたいのだが、天候によっては車での移動が大変、特に県境越えがネックになりそうな山だということも確かなのだ。



<雪のブロックは快適だ。奥が朝日連峰>