二 王 子 岳

個人山行   k-y
 日  時  2020年2月29日(土)
 メンバー     単独
 天  候  曇りのち晴れ 
 山     二王子岳 1420.3ⅿ 
 時  間  参道入口7:20------7:34登山入口7:45 ----- 9:50 定高山 10:05 ----- 12:18二王子岳 避難小屋 12:28----- 13:10七合目
        七合目13:55-----14:40定高山 14:46  ----- 16:00 登山入口


今日の天気は晴れ予報・・・今年5回目の二王子に単独でトライしてきました。
車は参道入口で駐車。神社までの道に不安があったのでここから登ることに。10分余りで神社に到着、すでに5台の車が駐車中でした。
神社には20cmの積雪があり、一本杉を過ぎると積雪が急に増えて40cmは超えて来る。

1時間余りで三合目到着。三合目先から冬道にトレースが着いていた。夏道にも足跡があったが冬道を選択。
トレースは弱いがツボ足で定高山まで登れた。定高山(独標)2m30cm位の積雪があった。
足の置き場に注意しながらツボ足で行けるとこまで登ることに。後ろから男性が2名?・女性二人組が追い越していった。

天候は晴れ予報がハズレ曇りで時より白い物が降って来た。こんなはずじゃなっかた。五頭山に雲がかかり天候が悪くなって来るようだ。
油こぼし手前の風が収まる所で小休憩をとり、一枚着こみ、足にはチエンアイゼンつけ油こぼしの急坂を登る。ワカンの人達は苦労してのぼっていた。
ツボ足でチエンアイゼンをつけて、ゆっくりだがそんなに苦労しなくて登れた。

油こぼしを登ったとたん、厳しい洗礼を受けた。強風が吹き地吹雪でホワイトアウト、先行者の足跡がどこにもない。
先日24日の時と同じく地吹雪で進めない状態。24日はこの先で戦闘不能状態でやむなく下山した。
その時はT氏と一緒だったが今日は単独、恐怖を感じながら必死に道を探して進む。
スノーシューをつけてないため、吹き溜まりで膝上までの雪をこいで進む。深雪で中々進まない。ストックで雪の深さを探りながら足場を見極め
体力の消耗を減らしながら進むがこのままは無理と判断、強風の中スノーシューをつける。何回かつけているので寒さと風の中でも上手くはけた。

びわ池付近で女性二人組にベテランの山男がサポートしてすれ違う。地吹雪で天気が悪くなってるから十分気をつけるよう心配された。
先に一人いるはず、その人が下りるとき下りようと思い山頂小屋を目指す。小屋から7~8m手前で最後の人と会った、声掛けしこの悪天候なので一緒に
下りてもらった。

油こぼしはシリセードで下ったが、最初だけで上手く下まで降りれなかった。雪質がしめっぽく滑りにくかった。
ここでお礼を言って、後はひとりゆっくり下山することにした。7合目付近で風も収まり、西の空に青空が見えたので小休憩をとりながら青空がやってくるのを待った。
予想どおり晴れて来た。青空が二王子岳上空に、シャッターチャンス・・・(*^-^*)

青空に雪山・・・この景色が見たかった。今日の苦労が報われた瞬間。40分余り二王子岳と周辺の絶景を堪能した。
後は下るのみ、スノーシューを外しひたすら下山・・・地獄から天国を経験した山行でした。 お疲れさま・・・

登山口


定高山 積雪 2m30cm位


朝日岳が見える


新潟平野が一望 佐渡の金北山まで見える


左に五頭連峰 中央に弥彦山&角田山


天候が悪くなって来てる


油こぼしを登ると地吹雪で先行者の足跡が消えている


「青春の鐘」 飯豊は正面に・・・ガスで視界不良


二王子岳避難小屋 入口は雪でふさがれている
強風(地吹雪)で早々に下山





二王子岳のモンスター???
風で落とされ、モンスターまがりはここだけ




絶景を撮りまくる