樽口峠(わらび園トップ)
個人山行(なんちゃってテレマーク) 報告 M
【日時】1月2日(木)
【天候】小雪
【メンバー】山スキー突撃隊 M、Oza1、T
【山域】小国
【地形図】長者原
【時間記録】
集会場(標高300m)10:05 - わらび園トップ(標高約520m)11:03~12:38 - 集会場12:56
【山行報告】
雪が無い。山にも雪が無い。
気象庁お触れの年末年始の寒波に期待したが、期待は裏切られた。
一応、かすかな望みにかけて、白太郎山の徳網まで行った。
懲りずに行ったが、2016年よりも雪が無い!
ここは、困ったときの樽口峠、わらび園である。
長者原のT字路を過ぎると何となく冬らしくなる。
ロータリー除雪車が出撃している。
マタギの里、小玉川は… 冬である。
冬であるが、やはり雪は少ない。
それでも、今シーズン初めての雪を踏みしめる。
小雪が舞っている。もっと舞え!
やはり、雪はいい!
小雪舞う中、壁のように立ちはだかる田んぼの壁を越えて藪に突っ込み林道に出る。
最後の林道に出るところの小藪がとりわけうるさい。
積雪は30cm程度であろうか。
【藪を超えて林道に出る】
【わらび園へ進入】
まあ、わらび園のてっぺんまで登ってもいくらもない。
それでも、汗をかかないようにジャケットを脱ぐ。
【切り開きを登る】
雪は少なく、重めの雪だ。
ビンディングプレートの下に雪が詰まる。
著しく詰まる。
詰まってすぐに高下駄状態になる。
フリーダムは新雪向きではないな。
切り開きの中の尾根筋を登る。
次第に風も出てくる。
監視小屋に近づく頃には雪も粉っぽい。
【監視小屋付近】
いよいよ風雪も強まると、わらび園のてっぺんである。
すぐに少し下って風が弱いところを見つける。
【わらび園のてっぺん】
年初の昼の憩い場設営にこの1年の命運がかかっている。
ここは慎重に基礎の水平を出し、正しくピラミッドを造営する。
正しく出来上がったところで、玄室に銘々鎮座する。
【入念にセット】
鎮座をしつつ、新たな教訓を得る。
昼の憩いで、最後にコーヒーを飲もうとインスタントのコーヒーとクリームのパックを開けて、それぞれカップに入れる。
おやおや、コーヒーと思って入れたが、妙に白っぽい。
白っぽいどころか真っ白である。
よく見ると、そのコーヒーと思って入れた、その茶色の袋にはコーヒークリームと書いてある。
はなからクリームと思って入れたものも、もちろんカップに入っている。
そうです、2種類のコーヒークリームを持ってきていたのである。
昼の仕上げにダブルクリームをすする。
違いの分からない男はむなしくダブルクリームをすする。
【集会場】
令和初の新年から我々は新たな教訓を得て、滑り降りる。
切り開きを滑り、林道から藪に突っ込み、藪を抜ければ集会場だ。
雪が少ないとは言え、何とか滑ることはできた。
できたが、まだまだ足らない。
気合を入れて降られたい!
RISE OF SNOWMAKER