五 頭 / エ ノ 倉 沢  

会山行  oza1
【日時】 2009628日(日)
【メンバー】 2人
【天候】 曇り
【山域】 五頭山
【コース】 魚止めの滝~ニノ倉沢
【地形図 2.5万】 出湯
コースタイム
 魚止の滝駐車場発 13:15  稜線16:45  山葵山(17:00–17:30)  魚止めの滝駐車場 18:15


 昨日に続き、沢登りを計画する。昨年105日にA会長、Oとで行った大荒川支流のエノ倉沢(二ノ倉沢)の渓相を再確認しようとFを誘う。Fは昼頃用事があるとのことだったので午後から出かけることとした。日も長い上に比較的短い沢なので大丈夫だろう。

12時半頃Fが向かえに来る。

魚止め滝の駐車場に13時過ぎに到着し、登山道を少し行き、松平山への分岐から堰堤方向に向かう。しばらくすると、藪のへつりとなるが、去年は先へ行きすぎ、苦労して沢底に降りたことから今回は手前の降り易い場所から降りた。昨日の弥彦の滝とは違って傾斜がゆるいためか前半は難しいところも無く沢歩きが主体だ。しかし15m滝の手前から少し難しくなってくる。

                (入渓してまもなくの様子)

       (この沢で最大の15m滝)

15mの大きい滝を慎重に越していく。しばらく行くと今度は上部に手がかりの無い5~6m位の滝がある。あと一手の部分が厳しい。ロープを掛けながら左から巻こうと準備をしていたら、Fが右からが簡単だと言うので右から高巻いたが上に行き過ぎてしまい、方向修正に時間がかかる。俺の方はロープを出して懸垂で元の場所へ戻ったが、Fはトラバースして滝の上に出ていた。滝の上からロープで引っ張ってもらい登る。ほんとに一手一歩なのだが難しい。その後も小滝ではありながら手がかりが少ない登り応えのある滝が続く。そして石が挟まったチムニ-滝に着いたが先回取り付いて登れなく、右壁を高巻いたがかなり厳しかった記憶があったので、今回は少し手前の左側から高巻いた。前回の右壁よりはいいが、こちらも決して楽とは言い難く掴まる木が無ければ登れないだろう。

上に登り、途中から右にトラバースして滝の上に出る。あとは源頭となり、藪に突入する。稜線側に20分ほどの藪こぎで登山道へ出た。

そのまま下って山葵山の山頂で軽食をつまんでビールを飲む。日暮れには十分時間があるのでのんびり休憩できた。