高井峠〜大石山
個人山行ku-ninn66
【日時】2009年2月22日(日)
【メンバー】6人
【天候】晴れのち曇り
【山域】
【地形図】日出谷
【時間記録】
新潟6:30 = 荒沢8:37 − 尾根取付9:15 − 小休止9:50〜9:54 − 主稜線10:22 − 高井峠11:09〜11:26 − 685mP12:00〜14:08 − 大石山14:45〜14:50 − 車15:40
雪の状況で、縦走ではなくピストンになるかもしれなかったが、とにかく2週間前にベッタリと付けてきた目印テープの回収登山にと、また万治峠登山口へと向かった。新潟でも大分積雪があったので、覚悟して出かけてきたのだが、積雪はそれほどでもない。天気は晴れ。放射冷却現象で雪が締まって、歩きやすそうだ。ラッセルだと縦走は無理と諦めたが、これ幸いと高井峠へと歩き始めた。
万治峠への林道を行き、馬取川を渡ったところで尾根に取り付く。尾根に乗ると明るい雑木林になり傾斜も緩くなる。右手には高陽山が「こんなにも近かったの??」というくらいに大きく見える。万治峠への稜線尾根に近くなるころにはヤブも気にならなくなっていた。
主稜線を左に行き、ピークをいくつか越えると高井峠山頂に着いた。杉で囲まれたピークと見えていたが、山頂での見晴らしは素晴らしかった。大日岳を中心とした飯豊連峰が、続く尾根の端には蒜場山が、と、大パノラマが広がっていた。それも、峰々が雪で真白く浮かび上がるように輝いている。積雪期は飯豊の絶好の展望台となっていた。先回も思ったが、なぜ峠≠ネのだろう。山容も展望も素晴らしい山∞岳≠ニいえるのに。
山頂での展望を楽しみ、尾根を大石山方向に南下する。724mの標高点ピークを越え、次のピーク、685mPが先回のゴールピークだった。目印にと付けておいたテープもあった。ここで、テントフライを張り、お昼の大休止とする。
ここからの下山は目印テープを回収しながらいく。小さなピークをいくつか越えると大石山に着く。積雪があったせいか、木にペイントされた矢印が少し低くなっていた。だが、新潟で除雪するくらい降ったのに、これだけ?という感じもする。
大石山からの下りは目印テープが役に立った。同じような尾根がいくつも派生しているのだ。また、たとえ行く先が見えていてもテープがあると安心する。テープに導かれ、当たり前だが、何も迷わずに下山できた。無事下山がなによりだ。そして、私は縦走できた満足感でいっぱいの山にもなった。
<稜線尾根を行く>
<高陽山>
<大日岳>
<蒜場山>
<685mPでテントフライを張り大休止>