弥彦山〜30周年によせて〜

会山行ku-ninn76
【日時】200996日(日)
【メンバー】26人+2人(お祓いのみ)
【天候】晴れ
【山域】西蒲三山
【地形図】
【時間記録】 


 2009年…悠峰山の会創立から30年という記念すべき年となった。やはり記念行事を、ということになり、20周年と同じ弥彦神社での安全登山祈願と弥彦山登山ということになる。当然ながらお祝い会なので電車での集まりとなった。天気は晴れ。10年前の20周年の時と同じ快晴の天気となった。まずは弥彦神社でお祓いを受け、記念品が会長から配られる。今回は奮発したらしく豪華な!?Tシャツだった。あらかじめ会員から色、サイズを聞き、注文通りのものが渡される。左胸には悠峰のロゴ入りで速乾性。山行で重宝しそうだ。

 登山道は茶屋の脇を通りジグザグの山道となる。青葉が茂る中、夏といっても良いぐらいの日差しが降り注いでいる。登る人、下ってくる人と行き交う登山者は多い。弥彦山はいつもこのように賑わっているのだろうか。私は20周年の時に登った以来なので、10年ぶりの弥彦山となった。10年前も緑豊かな山で驚いたが、やはりうっそうとした森の中の道を行く。登山道も整備されていて歩きやすい。思い思いに登り、電波塔を過ぎると山頂に着く。乾杯の前に全員で記念撮影をする。それも10年前と同じ場所にした。

 あっという間の10年だった。みなで祝った20周年がすぐ前のことのように感じる。この10年で、顔ぶれも半分くらいは変わっているだろうか。ここ数年新しい人が仲間入りしている。残っている会員も当たり前だが10歳年をとっている。それに合わせ、山行形態も変わってきているのだろう。その時々の活動メンバーで行きたい山、歩きたいルートも変わってくるのが当たり前のことなのだから。

この10年間、まずは大きな事故がなかったのが一番だ。定例山行が活発化し、個人山行で活躍している会員も多い。ホームページも開設した。それらがすべて悠峰の歴史となっている。活動してきた会員たちが作ってきたものだ。10年前にも書いたが、ベストの山岳会がどのようなものなのか分からない。けれど、遊びでの山岳会である。その時々に活動しているメンバーで好きなように作り上げていく、そして、盛り上げていく、そのような会であっていてくれたら、と願っている。

楽しいお祝い会だった30周年。次は40周年だ。それまで元気でいよう。山登りも続けていよう。それらがまた悠峰の歴史となっていく。10年なんてあっという間なのだから。


<山頂での記念撮影>