白 太 郎 山

会山行ku-ninn89
【日時】2010314日(日)
【メンバー】3人+大勢
【天候】晴れ
【山域】朝日山塊
【地形図】徳網
【時間記録】
新潟7:00 = 徳網9:25 − 白太郎山山頂11:4514:10 − 車15:10


 天気予報は晴れマークなのだが、雲は厚く、今にも降ってきそうな空模様の中の出発になった。今回は鬼ごろし山岳会≠フお誘い山行。徳網集落手前の関さん宅?の周辺での集合、今回は総勢25人くらいの参加者のようだ。それぞれ用意をして登り始める。風が冷たく、雨具を着込む。

最初から急登となる。山スキーが7、8人ほどでワカンが圧倒的に多い。雪がクラストしているので、ワカン無しでも歩けそうだ。主尾根に上がると傾斜も緩くなる。ブナが点在する尾根上を行く。小ヤブがないので、山スキーも楽しいかもしれない。山頂付近の木々の枝はまだ白く輝いている。気温が上がらないので、霧氷も解けないのだろう。

2ピッチで山頂に着く。厚かった雲の流れ始めると、見る見る間に青空が広がってきていた。山頂では眼の前の朝日連峰が姿を現し始めていた。太陽の日が差すと暖かく、ポカポカ陽気とさえ感じる。山頂の東側斜面を少し下りたところで大休止とした。私たちはブロックを高く積み上げ風除けとしたので(といっても私は何もしていないが…)、ツエルト無しで昼の宴となった。

天気は快晴となり、朝日連峰もすべて見渡せるようになった。祝瓶山が真白くそびえ立っている。大朝日岳から西朝日岳、寒江山、以東岳と朝日連峰がより白く輝き横たわっていた。この季節、誰も寄せ付けないような孤高の美しさを放っているように見えた。

これ以上ないくらいの好天の中、思い思いに下る。ブナ林のたおやかな斜面が続く尾根、適度に雪が腐ってきているので歩きやすい。これからは天気の良い日も多くなるだろう。残雪の山歩きが楽しめる。さて、この春はどの山、どこの尾根を歩こうか、地図を見るのが楽しみになる季節になる。


<山頂直下>



<ブロックを積んで大休止>




<祝瓶山>




<朝日連峰>


<記念撮影>