丹沢山~蛭ケ岳
個人山行 oza1
【日時】 2010年11月2日(火)夜発~3日 前日登山口泊/日帰り
【メンバー】 6名
【天候】 晴れ後曇り
【山域】 丹沢山
【コース】 登り-天王寺尾根コース、下り-塩水林道コース
【地形図 2.5万】 大山(東京)
【コースタイム】
<11/2> 車 新潟発19:30頃 – 塩水橋登山口着24:50頃
<11/3> 塩水橋駐車場ゲート 6:25 – 天王寺尾根取付き6::55 – 堂平分岐9:00 – 丹沢山山頂(9:35–10:10) –
蛭ケ岳 (11:25-11:50) – 丹沢山 (13:00-13:15) – 堂平分岐13:40 – 塩水林道終点14:15 –塩水橋駐車場15:15 (車) 温泉入浴後 新潟着 22:15頃
丹沢山に行くことは今年のはじめから念頭にあった。丹沢という名前は山を連想させず、どこかのピークから指呼することもなかった。有名ではあるが漠然としたイメージで山の形も浮かばない。ただなんとなくしゃれた感じがいい。
最初は前の日曜に計画していたが、台風の影響で中止にし、本日に変更した。しかし、おかげで3人も参加者が増えて賑やかに行くことができ、距離の遠さをあまり感じないで行くことができた。
高速道を関越道~圏央道~中央道と乗り継ぎ相模湖東ICを12:05に出で割引の1000円で下り、そこから1時間弱で塩水橋の登山口に到着した。車の脇にテントを張り軽く宴会をして就寝したが、夜中というのに傍を車やバイクが猛スピードで駆け抜けなんとなくヒヤヒヤする。
予定通り5時半に起床、6時20分に出発した。ゲートをくぐり、林道を直進し、天王寺尾根に取り付く。植林の杉林で鹿よけの柵が設けてある、杉林を抜けると広葉樹が広がり素晴らしい景観となる。下草がほとんどなく、まるでよく手入れされている公園のようだ。途中で会った単独の人と軽く話しを交わす。この人は丹沢山~塔ガ岳に回るという。蛭ケ岳へ行くと総時間が9時間位かかるとのことで、結構大変だというような話であった。まあ丹沢山に行ったら考えようということになる。青空が広がり紅葉がきれいな景色が続く。長い木の階段を登りきるとやがて丹沢山の山頂に着いた。
山頂からは雲がまとわりついた富士山が見えた。山頂部は雪で白くなっている。しばらくすると雲が下がってきて見えなくなり、その後姿を現すことはなかった。
山頂で食事をした後、蛭ケ岳へ行こうということになった。丹沢山からみるとアップダウンはあまり無いように見えたが、歩いて行くと、急降下となり、当然登り返しがやってくる。ここまで来たんだから意地でも蛭ケ岳を踏まなきゃとみんなで頑張り、休憩もあまりせず、1時間15分程で蛭ケ岳に到着した。山頂からは360度の展望だったがやや雲が、多くなりすっきりという訳にはいかなかった。丹沢最高峰に来たという満足感で、充実の時を過ごす。
景色を堪能した後は下山だ。来た道をせっせと戻る。帰りもほぼ同じ時間で丹沢山に到着する。ちょっとだけ休憩して、すぐに丹沢山から折り始める。今日、新潟まで帰らなければ行けないので、ゆっくりとする気分になれなく、持ってきたビールも全く口をつけることは無かった。途中の分岐を今度は堂平方面に降りて行く。尾根というより広い斜面といった登山道だ。途中、歩荷のおじさんとすれ違う。今日3回目で今背負っている重量は30kgだという。大変な重労働だ。いったいいくらもらっているんだろうと思ってしまう。しばらくするとアスファルトの林道に出た。軽トラやワゴン車が止まっていた。さっきのおじさんもここまでは車で来るのだろう。アスファルトの道路を一時間ほど歩き登山口の塩水橋に着く。
後は温泉に入って帰るだけです。皆さん、こんな遠くまで付き合って頂きましてありがとうございました。
<紅葉が美しい>
<丹沢山頂から富士山>
<丹沢山頂> <蛭ケ岳山頂>
<蛭ケ岳から丹沢山方面>