安達太良山 湯川

個人山行 oza1
【日時】20108月8日(日)
【メンバー】2
【天候】晴れ
【山域】安達太良山
【地形図】安達太良山
【時間記録】AM815 二本松塩川スキー場発  830馬返し(入渓)-- 最初の滝 900  三階の滝 1000  1050 二股(八幡の滝)-- 1100 霧降の滝
霧降の滝発 1150  1215 僧悟台  1315 塩川スキー場


今年の沢始めといっても、もうシーズンも大分過ぎた。なかなか機会が無くて行くことができなかったが、やっと0を誘って安達太良山の湯川にやってきた。今年は梅雨明けから連日猛暑が続き最近はとても尾根に行く気がしない。やはり夏は涼しい沢がいい。

湯川はインターネット等の情報では時間も短く易しいとのことだが、一昨年行った石筵川も同じく易しいという情報だったにもかかわらず、ひと雨で急変した苦い思い出もあるので、侮ることはできない。

塩川スキー場の駐車場に車を止めて歩きだす。天気は快晴で気温も高く、すぐに体は汗ばんできた。10分位歩いて分岐を右にとり、馬返しと呼ばれる湯川の渡渉場所から入渓する。木漏れ日の緑の木々の中、穏やかな渓相で癒される。やがて最初の滝が現れる。5m位で左側から容易に登れるが、支点取りや確保の練習もかねてロープや金具類を取り出しセットしてみる。手際はあまり良くないが何事も練習だ。そうこう時間をとっている間に単独の人が追い抜いて行った。さらにしばらく行くと大きな滝があらわれた。ゆったりとした雰囲気から一気に緊張が走る。三階の滝と呼ばれているもので三段合わせると50mは有りそうだ。高度感があり、正面から見てとても登れそうにないので、すぐに高巻き道を選択する。しかし高巻の途中から見るとトップロープなら登れそうな感じがした。今度来る機会があったら必ず登ってみよう。

きれいな釜のある3段目の滝下で休憩をとった。木漏れ日が水面に入り、青く神秘的な景色となっていた。三階の滝を越えると沢床はナメ状になり、益々すばらしい。更に進んでいくと8m滝となる。傾斜はさほどでもないが、滑りやすそうだったので念の為ロープを出した。やがて登山道が横切る二股に着く。行く手の方向には八幡の滝がかかっているが脇の方から簡単に登れる。その先は黒色のナメ床となっていた。滑りやすい広い滝を越えて行くと、まもなく霧降りの滝となりここで終了点とする。入渓からここまで2時間半ほどで少々物足りない感じはするものの、総じてきれいな沢で満足だった。

食事をとったあと、靴を履き替え、僧悟台経由で登山口へもどる。1時過ぎには塩川スキー場の駐車場に着き、まだ明るい内に新潟に戻って来ることができた。

<スキー場入り口 ここがスタート>

<入渓点>


<最初はこんな感じです>




<いきなり現れる三階の滝  た、高い!>


<妖精の泉みたいな 三階の滝三段目の釜>

<霧降の滝>ここを終了点としました。>