大  方  山

会山行  oza1
【日時】 2011123
【メンバー】 10

【天候】 雪時々曇り
【山域】 川内山塊
【コース】 名古津~往復
【地形図 2.5万】 室谷
コースタイム
 名古津スノーシェッド 発9:30  尾根 標高 550m  12:0015:00   名古津スノーシェッド 15:45


昨年末から寒波が休みなく続き、今年も大雪となっている。大方山は平成17年と平成20年の3月に登っており、過去2回とも、天気に恵まれ、山頂では素晴らしい景観に恵まれたが、どうも今回は勝手が違う。天候もさることながら雪の量、質ともに別世界となっていた。

室谷に向かう県道はだんだんと雪で埋まって走りにくくなってきた。名古津のバス亭の看板は雪に隠れて見えない。駐車場も適当な所が見つからず、スノーシェッドの中に車を止めさせてもらった。

今日のメンバーは10名。スキー隊1名、スノーシュー隊1名、わかん隊8名の戦力である。
支度をして歩き出すが、雪は柔らかくて深く、すぐに腰までのラッセルとなった。体重をかけると更にどんどん沈んでいく。自分が先頭に立つと進むのは亀より遅くなり、急斜面ではあり地獄につかまったように抜け出すことができない。A会長はこんな雪でも普通に進んでいく。体は大きいが他の人より体の質量が軽いのかもしれない。後続がついていけないほど本当に早い。1時間たったのでリーダーの責任と思い「そろそろ休憩しますか~」と最後部から声をかけたが、「なにいってんだ~」と却下された。結局休憩なしで2時間半かけても標高にして550m付近にしか到達できず、そこでテントを張った。

極寒の外とは違い、テントの中は別世界だ。ガスコンロに火を点けると一気に暖かくなった。Tさんから鴨肉をもらったので今日のメニューは鴨鍋だ。一羽分を豪快に鍋に入れ、おいしくいただいた。いつものようにたっぷりと宴会を楽しんだ後、テントを撤収する。

下りは、楽ではなかったが、あっという間で、45分程で県道に下りた。
山が厳しい分、帰りに寄った、みかぐら荘の温泉風呂がとても心地よかった。


<地獄のラッセル>

<テント設営 やっと天国に>

<下りも結構大変だったりする>

<県道に出た所 やはりすごい雪の量だ>