石鎚山&剣山

会山行  oza1
【日時】 2011624日(金)~26日(日)
【メンバー】 7人
【天候】 24日/曇り後晴れ、25日/晴れ時々曇り、26日/雨
【山域】 石鎚山脈、剣山地
【コース】 石鎚山/土小屋コース、剣山/見の越~
【地形図 2.5万】 石鎚山、剣山
【時間記録】 
6/24日>
(車移動) 新潟発 3:30  瀬戸大橋 1330  国民宿舎石鎚 17:00 (泊)
6/25日>
国民宿舎 石鎚 5:35  二の鎖 7:20 - 石鎚山(弥山) 7:50 – 石鎚山(天狗岳) 840  国民宿舎 石鎚 1030
(車移動) 国民宿舎11:00頃 ----- 杉の大杉 1600頃 ----- (剣山)見ノ越駐車場 1800
6/26日>
見ノ越駐車場 510  リフト西宮駅 550 -- 刀掛の松 620  剣山山頂 650  見ノ越駐車場 800
(車移動) 見ノ越駐車場発 830頃 -- 明石海峡大橋 1230 --- 新潟着 2010


昨年に続き、西日本遠征の第2弾として今回は四国の石鎚山と剣山にしました。今回も片道1000kmに迫る超ロングドライブの旅です。もはや登山というよりは、ドライブ旅行といったほうがいいぐらいの内容です。石鎚山はご承知の通り日本百名山の一つであり、四国の最高峰のみならず、西日本でも最高峰となる山です。そこに同じく百名山の剣山を加え、しかもこれを二泊三日で片付けてしまおうというスケジュールです。みなさんにおそるおそる声をかけたところ、沢山の方の参加表明を頂き、7人乗りのオデッセイにきっちり7人乗って出かけることになりました。

6/243:30“七人の侍”がTさん宅に集合しました。交通事故で“七人の弔い”にならないよう車の運転だけは気をつけなければなりません。安全運転しますから無事に無事故で帰れますように。!

黒埼ICより高速に乗り、ひたすら北陸道を西へ向かいます。去年、鳥取の大山まで行った時とほぼ同じ道を通り、距離感もわかるのでそんなに苦もなく、順調に走ることができました。途中休憩、食事等で立ち寄ったICは有磯海SA、南条SA、西宮名塩、吉備SAそして瀬戸大橋中間の与島PAです。瀬戸大橋を実際見たのは初めてで、その巨大さと威容に圧倒されっぱなしで、本日のハイライトと言ってもいいぐらいでした。巨大な坂出の石油コンビナートのある工業地帯なども含め、すごいの一言です。初めて上陸する四国の地も感無量でした。





引き続き高速を走って愛媛県に入ります。“いよいよいよのくにです。”いよ西条ICで高速を降り、途中のスーパーで酒とつまみを調達し、石鎚山の国民宿舎へ向かいますが、途中からの林道が狭く、一時間以上、くるくる山の中を回ってようやく着きました。風呂に入り、夕食を食べ、ビールを飲んで寝ます。思いっきり体を伸ばして、あー気持ちいい!

翌朝、5時前には起きて出発の準備をします。嬉しいことに快晴です。5時半過ぎに出発し、よく整備された爽やかな登山道を登って行きます。






二時間近く登って二の鎖に着きます。小屋の前を過ぎたところから鎖が始まります。噂通り太い鎖で切れる心配はありませんが、垂直に近い傾斜で手を離すことが出来ず緊張します。




二の鎖を過ぎるとすぐに頂上直下の三の鎖になります。三の鎖は長く(
68mとのこと)、ここもなかなか手強いですが、昇りきると間もなく山頂(弥山)です。頂上神社の方に聞くと、我々が本日最初とのこと。すぐとなりに最高点の天狗岳がそびえます。ここから15分とのことなのでここは行くしかありません。細い岩稜を登り返し、天狗岳に到着しました。狭い上に、ガスがかかってきて見通しが悪くなってきたので。ゆっくりせず、もう一つの隣のピークに足を延ばしてからすぐに引き返しました。








念願の石鎚山に登頂し、身も心も満足して下山にかかります。帰りには何人かの登山者とすれ違いましたが、言葉を交わしてる中で新潟から車で来たというとやはり、驚いておられました。




10時半頃には国民宿舎に降りて、着替えを済ませ、次は剣山の登山口となる見ノ越に向かいます。来た時に通った山道がわずらわしかった為、反対側の石鎚スカイラインを降りることにしました。(※この選択が失敗で結果的に到着まで2時間くらい多くかかることになる。途中、道が土砂崩れで通行止めになっており、迂回路がまたひどい山道でくるくると回ることになりました。)

道の駅で昼食をとった後、途中、杉の大杉に立ち寄りました。屋久島の縄文杉が見つかるまでは日本一の大杉とされていたそうです。拝観料は200円。美空ひばりがこの大杉に願をかけ大スターになったのを記念して歌碑が立っており、歌も流れておりました。


今夜はテント泊です。途中のスーパー(歩危マート)で夕食を買い、夕方6時頃、やっと見ノ越駐車場に到着しました。駐車場に8テンを張り、シュラフ、マットを投げ込んで宴会開始です。

楽しい話しと今回の最終目的地にたどり着いた安心感で、心地良く酔っ払い、夜は更けていきました。しかし、山の神様は簡単に良かったで、終わらせてくれませんでした。

26日は夜中から雨が降り出し、朝方は大雨となっていました。昨日の晩、到着したツアーバスの乗客も登る気配を示しません。我々は?----- というと、もちろんやめようなどという人はいません。雨具を着込み、出発です。雨の中を登って行きます。50分ほど登り、リフトの山頂駅で一息ついた後、続けて登っていきます。




刀掛の松を過ぎ、やがで「平家の馬場」と呼ばれる山小屋と観測機器の鉄塔地が立つ山頂部に着きました。雨の中、木道を歩き山頂記念写真を取ります。




山小屋に立ち寄り、しばし休憩させてもらった後、下山しました。帰りはノンストップ。
40分位で駐車場に到着です。



何はともあれ目的は達成しました。後は帰るだけです。テントを雨のかからない立体駐車場の中へ移して撤収し、荷物を車に詰め込んで新潟へ出発です。

途中、せっかくだから讃岐うどんを食べようと店を探しましたが、時間がまだ早いため、やっている店が無く、時間がない為、徳島自動車道の上板SAでたらいうどんを食べるけど、想像していた讃岐うどんとは違っていました。


いよいよ四国ともお別れです。今度はいつ来れることやら。名残惜しいですがしかたありません。日本を代表する鳴門大橋や明石海峡大橋を渡る神戸淡路鳴門自動車道を通り本州に渡り、名神、北陸自動車道を経由して、ほぼ予定通り午後8時過ぎには新潟に到着しました。皆さん大変お疲れ様でした。運転を分担していただいたTさんには大変感謝いたします。ありがとうございました。