五頭 小倉沢

会山行  OZA1
【日時】 2011710日(日) 
【メンバー】 2名
【天候】 曇り
【山域】 五頭山塊
【コース】 どんぐりの森から
【地形図 2.5万】 出湯
【時間記録】 
どんぐりの森10:20 – 入渓1040 – 龍神の水場14:40 – 一ノ峰着15:15 発16:00 –どんぐりの森 17:30


今年の沢始めは五頭の小倉沢です。自分にとって、この沢は始めての沢登りとしてD山岳会のFさん夫妻に連れてきてもらい案内と技術指導を頂いた思い出深い沢です。今回で5回目となり、回数的にもやはり一番多いのでホームグラウンドとなりつつあります。

今回はOGUの都合もあり、やや遅い出発です。突然、梅雨明けしてしまい、昨日から猛烈な暑さとなっていて、絶好の沢登り日和となっています。どんぐりの森キャンプ場から奥の藪道を進んでいきますが、この道もだんだんと藪化が進み、不明瞭になってきたように思います。いつもの鎖と鉄梯子の場所に着床し、身支度を整えて遡行開始です。




40分位進んでチョックストーンがある5m位の滝に着きます。ここでの課題は①滝手前の淵が深く足が立たないので、左側の縁を上手くへつって(腰までは浸かるが)滝下に移動すること。②滝部分を残地ロープ(かなり古くなった。)に頼らないことなのですが、これが結構難く、残地ロープにはどうしても頼ってしまいます。ずぶ濡れになりながら、なんとか通過しました。




その後1時間ほど遡行し、二股で休憩。おにぎりをほおばります。猛暑だが沢は涼しくていいですね。夏はこれに限るというのが、最近の感想です。

さらに1時間程歩き、右に方向を帰ると、3段の滝に出る。1段目の滝は最後の一歩が難しいです。2段目と3段目は巻きます。
またしばらく行くと、大滝(18m)が現れます。前回は直登しましたが、今回は中間部分より、
左の巻き道を進み難なく滝上に出ました。この沢は初級といわれますが、我々のような初級者には、それなりに難しいところもあり、そう簡単ということもないです。しかし、慎重に行けば問題なく、そこが面白い場所でもあります。




やがて沢が細くなり、龍神の水場に着きました。今回は遡行時間4時間と今までよりゆっくりとしたペースでのぼったので、よりこの沢の内容が把握できたと思います。

靴を履き替え、一般登山道を行きます。三叉路を超え、1ノ峰に到着しましたが、時間が3時を過ぎていたためか、登山者は一人しかいませんでした。その方と話しをしながら景色を眺め、ビールで乾杯し、ゆっくりとした時間を過ごします。

4時頃、下山を始め、どんぐりの森に着いたのは、午後5時半。その後、宝珠温泉で風呂に入り帰宅しました。

余談ですが、今回、沢用の靴と軽登山靴を買い替えました。今回、初使用です。沢用の靴はモンベルのサワークルーザー 硬めですが靴底がヤギの毛でフリクションは抜群です。軽登山靴はシリオP.F.422-GTX 4Eサイズで幅広の足の人には最適かもです。

ちなみにOGUは雨具を新調しました。モンベルのレインダンサーだそうです。登山用具もそろそろ買い替えの品が多くなってきて、出費が大変です。