吾妻連峰 前川・大滝沢


個人山行  oza1
【日時】 20117月18(祝)
【メンバー】 3

【天候】 晴れ後曇り
【山域】 吾妻連峰
【地形図 2.5万】 天元台(福島)
時間記録】
AM750 駐車場発(入渓)-- 大滝下 850  吊橋跡下 1150 – 終了点(登山道渡渉地点)13:10-14:00 – 登山道で下山 -- 滑川温泉(駐車場)16:00


またまたやって来ました大滝沢。OGUと沢登りの計画を立てていて、当初は甲子山の白水沢か南沢にする予定でいたが、FUJIも参加することになったので、急遽予定を変更し、経験のある大滝沢に変更した。朝四時、2人を自宅まで迎えに行き、米沢経由で7時15分頃、滑川温泉手前の橋の脇の駐車場に着く。先着していた仙台から来たという3人組みのパーティが準備していた。

 準備をして
750に出発。すこし行くとまずはF12段の滝となっている。泳いで1段目を滝の左側から取り付くが、なかなか上がることができない。しばらくもがいてようやくあがることが出来た。2段目は距離があるので一応ロープで確保して登る。その後は広いナメが続き、今日みたいな天気の良い時は本当に癒やされる。しかし気を抜いて歩いていたのか、大滝の手前のゴーロ帯で足を滑らせ背中から転んでしまった。

 この沢のシンボルともいえる大滝は相変わらずの迫力だ。OGUが滝下まで偵察に行く。しばらく眺めた後、
300m程戻り、登山道へ出る捲き道を上がる。以前は滝の脇の高捲き道を行ったが、上部に転落の危険性がある箇所があるので、今回は安全策をとった。滝見台に出て登山道に合わさり、8分程登っていくと右側にビニール袋で目印があり、そこを下降していくと大滝の一つ上の滝の上に着床する。

 ここからがこの沢のもっとも面白いところか。次々と現れる滝を泳いだり、へつったりしながら取り付き登って行く。適当な難度とダイナミックな景観を合わせ、全く飽きることがない。やがて大石が転がるような景色に変わると、上部に吊橋跡が見えてくる。ここからは滝を登るような緊張感はなくなるが、大きな石や岩を乗り越えるのに苦労する。石に捕まっていたOGUをデイジーチェーンで引き上げようとした時に自分の手を滑らせ外してしまい落下させてしまった。あってはならないことで、体制を整えず安易に助け紐を出して本当にすまない。大事がなくて良かった。

 吊橋跡から
40分くらいと思っていたが、その倍くらいかかり渡渉箇所である登山道との合流地点に着いた時は。午後1時を回っていた。先行パーティの人にあと50m位先に潜滝があるので見にいくといいよと言われたが、疲れていたので見に行かなかった。昼食休憩とし、ビール缶を開けた。

2時頃、そろそろ降りるかとなり、後片付けをして下山にかかる。登山道は手入れの跡がなく、年々藪っぽくなっているようだ。この一般登山道を利用する登山者が少ないのだろうと感じる。1時間半くらいで、先回は着いたが、今回は2時間ほどかかり滑川温泉についた。

帰りに米沢の日帰り入浴施設「鷹山の湯」に入り、そこの食堂で米沢ラーメンを食べる。スープは大滝沢の水のように透明度が高く、味も又、おいしかった。


<F1 15m>


<滑川大滝>




<大滝の下>


<快適に登れる>

<どこから登るか思案中>


<登ります>



<どんどん登ります>


<朽ちた吊橋>