新  保  岳

会山行ku-ninn113
【日時】201194日(日)
【メンバー】2
【天候】曇り/晴れ
【山域】
【地形図】
【時間記録】登り65分、下り50分


 台風で山行が中止となり、新保岳に行くことにした。何年か前に登った桑川からのコースだ。その時は雨模様でガスの中だったので風景もなにも楽しめなかった。台風で遠い山、高い山には行けないので、ちょうどいいじゃん!と出かけた。

 桑川駅手前、桑川小学校の標識から新保岳林道(?)に入る。前回の登山口を探しながら行くが、見つからない。林道を奥に進み、通行止めで戻る。前回来たときは登山口を探した覚えはない、テープなど目印があったはずだと探すが、見つからない。集落まで戻り、お茶飲みしていた女性に聞いたら、すぐにわかった。なんと、その女性、おばあちゃんが道を切り開いたとのことで、親切に教えてくれた。前回の登山口は集落から4kmほど入ったところにあった。気をつけて見ると、ちゃんと赤テープがあった。しかし、現在は林道が延び、林道が登山道を横切る形になっていて、林道から上がるところに木の階段が付けられているとのこと。舗装の道が切れ、少し行ったところに登山道があった。標高は500mはあるだろう。粟島がくっきりと見える。

 階段を登り登山道を行く。道はしっかりしているが、ヤブっぽい。地図上は1本尾根なのだが、明確な尾根上の道という感じではない。細いブナの林の中、随所に付けられているテープに導かれながら歩く。テープがなければ迷ってしまいそうである。方角が変わり、急斜面を登り切ると山頂だった。山頂の直前で塩野町からのコースと合流する。こちらからのコースは整備されているし、素晴らしいブナの林が続く。だが、今回のルートもきれいに整備されれば、海を背にして登る快適なハイキングコースになるだろう。山頂には2パーティーが休んでいた。海側は伐採され、粟島がよく見える。台風の影響はほとんど感じなく、風がやや強いといっただけだ。私たちだけになった山頂でゆっくりと休み、下山する。


<林道からの登山道の階段>




<ブナ林>


<ブナ林の中の登山道>


<山頂、海側に切り開かれている>




 <粟島>