以東岳(登れず大鳥小屋)


会山行】oza1

【日時】 2012113日(土)~4(日)

【メンバー】6+3

【天候】3-雨時々曇り、4-曇り時々雨

【山域】 朝日連峰

【コース】 泡滝ダム~

【地形図 2.5万】 大鳥池

【時間記録】

 3 <新潟発6:00   山形県朝日村泡滝ダム着 10:15>

 泡滝ダム発 10:30–冷水沢橋 11:30 -七ッ滝沢橋 12:00-大鳥小屋着 13:30(大鳥小屋泊)
 4日 小屋発9:00 ―  泡滝ダム着 1215

<山形県朝日村泡滝ダム発 12:30- 食事、温泉経由 新潟着1800>


以東岳のスケジュールを計画していた折、行程について大鳥小屋泊案と以東小屋泊案で意見が割れ、結局パーティを二分することになった。出発時間からして違うので、最初から別行動となる。

新潟を6時に出発、日本海東北自動車道で新発田IC~朝日まほろばIC間、いらがわIC~鶴岡間を高速利用したが、7年前に行った時とそんなに時間は変わらなかった。林道に入る手前にある朝日屋旅館に登山届けを出して泡滝ダムに向かう。泡滝ダムには十台程の車が留まっており、先行のA会長の車もあった。天候はあいにくの雨、雨具を着ての出発となった。大鳥池までの道は半分以上は標高差もあまりないので、息もあがることがない。紅葉と渓谷の組み合わせがすばらしい。天気がよければと悔やまれる。前方の山の標高の高い部分は白い雪をまとっていた。何人か下山する人とすれ違う、聞くと皆、きのこ採りのようだ。ナメコやクリタケなどを採取していた。


<冷水沢橋>


<七ツ滝沢橋を渡る>

七ツ滝沢橋を超え、沢沿いにしばらく行くと、大鳥池へ向かう斜面となる。

いつしか足元には雪が溜まり、足が滑る。登山道も隠れてきて良く見ないと間違えそうだ。急坂が治まり緩やか道になると大鳥池が見え、やがて大鳥小屋に着いた。




<大鳥池>


大鳥小屋(タキタロウ山荘)につくと、先行パーティのGさんとHさんがいた。きのこをとりながら登っていたようで、時間的には大差がなかったようだ。天候はみぞれ混じりの雨で、以東岳へ向かう登山道や山の斜面は真っ白。管理人の話では誰も登っている人はいないとのことだった。さすがの先行パーティの3人も以東小屋を目指すことは止め、近くのテンバにテントを張ることにした。我々は予定通り大鳥小屋に入る。

管理人に使用料一人1500円を支払った後、一階に陣取り、早速昼食の準備である。この天候で山小屋といえども寒いので暖かいうどんは体が温まり、とても美味しかった。アルコールも入り、そのまま宴会に突入。話も弾んで、たっぷりと半日宴会を楽しんだ。こんなこともたまには良いもんだ。後から、何人かが小屋に到着したが皆2階に入り、結局一階はわれわれのみで、広々とくつろぐことができた。トイレもきれいで、台所もありとても快適な小屋だった。8時に消灯となり、就寝する。



<タキタロウ山荘>

翌日起きると、相変わらず冷たい雨が降っていた。空を眺めても回復の兆しもない。いさぎよく今回は以東岳を諦めた。ゆっくりと朝食をとった後、9時にテント組3名と一緒に下山する。きのこを採りながら下りた為、登り以上に時間がかかったが、昼過ぎには泡滝ダムに到着した。

以東岳に登頂できなく、山行としては成功ではなかったが、変わりに山小屋でのんびりと過ごした楽しい思いができた。