中尾根〜二王子岳

会山行ku-ninn128
【日時】2012429日(日)
【メンバー】12
【天候】晴れ
【山域】
【地形図】上赤谷
【時間記録】二王子神社8:10 − 581mP下9:109:20 − 855mP下10:2010:45 − 主稜線117011:3011:45 − 二王子山頂12:4514:20 − 独標15:10 − 一王子神社15:3015:45 − 車16:20


 今年は残雪が多いので、中尾根を使い、二王子岳に登ることにする。二王子神社まで車が入ったので、駐車場から橋を渡り返し、尾根に取り付く。4月も下旬となると、やはり尾根上には雪はまったく無い。が、登られているルートらしく道形が付いている。猛烈な!?ヤブこぎを覚悟していたが、少しうるさい程度だ。天気は快晴。ブナの新緑が美しい。



 標高800mあたりから安定して雪斜面を登るようになる。雪の大平原になったと思ったら、高知山との稜線に出た。振り返ると、五頭連峰が一望できる。高知山から二王子岳の稜線は標高1000メートルちょっとにしては悠大な尾根が連なっていて、春先に稜線漫歩が楽しめる好きなところとなっている。







 夏道とぶつかる1369mのピークまで150メートルの急登となる。雪斜面を登りつめ、ヤブを少し行くと、夏道と合流した。天気が良いので、登山者の姿が多い。ここまで来ると、山頂はすぐそことなる。山頂からは期待通りの飯豊連峰の大パノラマが広がっていた。真っ白い飯豊連峰。春の強い日差しはより一層、白さを際立たせている。特に大日岳は一番の輝きを放っていた。





 小屋の中で大休止をし、下山にかかる。雪の下りは早い。一王子小屋から下も雪が残っている箇所が多く、杉林を抜けたあたりでやっと夏道となり、二王子神社に着いた。神社もまだ雪の中。春の訪れが遅かった今年。残雪と新緑、そして春の花々を楽しめる時季がやっとやってきた。