新穂高ロープウェー〜西穂高岳

個人山行ku-ninn133
【日時】201272122日(土・日)
【メンバー】1
【天候】
【山域】北アルプス
【地形図】
【時間記録】
<7/21> 雨のち曇り 新潟7:00 = 新穂高ロープウェー西穂高口13:25 − 西穂山荘テン場14:40
<7/22> 雨のち曇り テン場5:30 − 西穂独標6:35 − 西穂高岳7:458:00 − 山荘9:009:10 − ロープウェー10:15 − 車11:05


 飯豊登山のお誘いもあったが、今回も長丁場は無理だと思い、ひとりで出かけることにした。行き先はもちろん、西穂高岳。先週から登りたい山となっていた。天気予報は悪い。だが、もしかしたら晴れるかも、と強行した。ロープウェーの終点からだと、コースタイムで70分。これだったらテントを担いでいけると、幕営することにする。初めての経験だ♪ルンルン♪♪

  <第2ロープウェー>


新穂高温泉の手前で第2ロープウェー乗り場の看板があり、そちらに車を走らせる。ロープウェー2本乗り継ぎが、1本で済むのだ。天気は予報どおりの雨。駐車場は空いており、中途半端な時間ということで、ロープウェー乗り場も閑散としていた。第2ロープウェーだけだと往復で2700円。プラス荷物代(8`以上)が200円。その他に駐車代が500円×2日分で、計3900円となった。下の無料駐車場に車を止めて第1ロープウェーから乗るのと、どちらが得だったのだろう。


 <西穂山荘のテン場>


ロープウェーは2階建てだ。乗客は2階に数名、1階は2人だけ。快適にガスの中を標高2156mまで運んでくれた。雨は強くなっていくばかりで、雨具に傘を差して歩き始める。園地を抜け、登山道は針葉樹林帯の中を行く。最初は下り勾配で、急斜面を登りつめると西穂山荘に着いた。


 <小屋の手前で咲いていたキヌガサソウ>


山荘の周りは登山者でいっぱい。受付を済まし、さっそくテントを張る。少し緊張!!。中は2人用なので、1人には十分な広さだ。ゴロゴロしていたら、雨も止んでくれたようだ。夕ご飯はレトルトなので簡単。食べ終わると何もすることがなくなり、明るいうちに寝てしまった。


 <ハクサンイチゲ>

朝は深いガスの中だった。テントを片付け、山頂に向かう。標高を上げるにつれ、ガスは霧雨になり、独標を過ぎたころから、本降りとなってしまった。風がなく、シトシトと降っている状態。一度脱いだ雨具をまた着直す。


 <ミヤマ?シオガマ>

独標からは岩稜帯となる。ガスっているので、高度感はない。岩間からはハクサンイチゲやシオガマなどの花が咲いている。いくつかのピークを越えると西穂高岳山頂だった。山頂直下は岩場だが、そう怖くはない。止みそうにない雨の中、ガスで視界はゼロ。晴れていればジャンダルム方面へはどのような光景が広がっているのだろう。一緒になった縦走パーティーが進むか、戻るか思案中だった。

 <人が立っているように見える岩>

山頂を後にして、ピラミッドピークまで下りてくる。何度も何度も振り返った西穂山頂。雨は降っているが、このピークからなんとか山頂を見ることができた。グンと、そそり立って見えた。予報がもともと悪かったのだから、これだけ見えればと自分に言い聞かせ、山荘まで下った。


 <ピラミッドピークからの西穂高岳>

山荘から少し下りたところで、登ってくる人たちとぶつかる。同じロープウェーで来た人たちなのだろう。雨の中、次々と群れとなって登ってくる。その人たちとすれ違い、ロープウェー乗り場まで下りてくると、雨は止み、薄日が差す天気となっていた。下りのロープウェーは満員の乗客だった。



 <西穂山荘>

それにしても天気に恵まれない。2週続けて雨の山行となった。飯豊は雨具の必要はなかったそうだ。そういえば、先週も計画通りに朝日岳に行ったほうが、晴れたのかもしれなかった。

夏山を楽しみた〜〜い!