白 鳥 山

会山行 sue

日時】 201234(日)

【メンバー】 7

【天候】 晴れ

【山域】 頸城(北ア)

【地形図】 親不知

【時間記録】 上路除雪終点07:30 山頂11:3013:30 −上路14:30


山スキーで超人気の白鳥山に出かける。

当日朝発でも十分間に合う所だが、除雪の終点にテントを張って前夜発の宴会付山行となる。

 

海岸から直線距離で2qしかない上路でも今年は3月に入ってもなお2mをゆうに超える積雪がある。それでも集落の先200mほどまできれいに除雪してあり、登山者にはありがたい限りだ。

登山当日は明け方から続々と車が上がってくる。上路集落の人口より登山者のほうが多いのではないかと思うほどだ。スキー5名とスノーシュー2名の悠峰隊も遅ればせながらも後に続く。

白鳥山に向うトレースはシナ谷の両岸についているが、人が多そうな右岸側をたどる。スギの林を抜けて、広葉樹の尾根に出ると雪面がクラストしていてシールが効かずスキー部隊は苦戦を強いられるが、それを尻目にスノーシュー隊はどんどん先に行く。白鳥山の頂上はまだまだはるかに先だ。

標高750m付近で林道を横切るが、大雪のため意識していないと気づかずに過ぎてしまうだろう。ここから右に回りこんで登ればほぼ夏道どおりになるのだが、山姥ノ洞は気づかずに過ぎてしまった。この辺りはまばらなブナ林でスキーにはいいところだ。

標高1000付近からは視界が開け、正面に白鳥山がドーンと広がる。他人のシュプールを気にせずどこでも滑れそうな広大な斜面だ。鳥居杉は一面の雪原の中でいい目印になる。鳥居杉からわずかな登りで栂海新道のある広い尾根に出る。

山頂に着くと、スノーシュー隊が待ちくたびれていた。ほとんど風もない山頂で北アルプス北端の山々を眺めながらのんびりと2時間近くも過ごした。

 帰路も同じ道をたどる。天気が良すぎて雪質は期待していなかったが、上半分は北向き斜面ということもあってまずまずのコンディションで滑りを堪能できた。

 白鳥山の人気を実感した山行だった。

 

 

〈標高1000m付近から白鳥山〉

 

〈栂海新道を山頂に向う〉

 

〈山頂から北アルプス北端の山々〉