辰尾山
個人山行 sue
【
【メンバー】 Y
【天候】 雪のち晴れ
【山域】 頸城
【地形図】 越後平岩
【時間記録】 国道148号 09:15
− 山頂13:15〜13:45 −国道148号14:45
前夜からの大雪警報の中、長野県姫川温泉の裏山、真那板山に向かう。登り口のある大網集落は積雪が2メートル50以上はあり、車を置けそうなところが見つからない。降りしきる雪の中、年寄りも子供も懸命に除雪作業をしている。「どこかに車を置かせてほしい」とはとても言い出せず、真那板山を諦め、姫川対岸の新潟県側の辰尾山761mに変更する。辰年最初に登る山としてはぴったりだ。
とはいえ、この雪の中、車の置場がないのはどこも同じ。さてはてどうしたものかと思っていたら、国道脇の駐車帯がちょうどきれいに除雪されたのでそこに車を置く。
雪の壁を越えてスキーで歩きはじめるが、最初から膝上までのラツセルとなる。雪中にストックを押しこめば、グリップまで入ってしまう。雪は少し重いけれどサラサラのフカフカで下りが楽しみだ。
急斜面もない低山だが正月でなまった体にラツセルは辛く、一旦、山之坊に行く県道に出て道路上を少し歩いてから再び杉林の登りに入ったが、県道をそのまま山之坊の除雪終点まで歩いたほうがずっと早かったようだ。
雪の山之坊集落
山之坊を過ぎたあたりからは雪が止み、青空が見え、時折日も差すようになってきた。しかし、こうなると低山の悲しさ、サラサラ雪はダンゴ雪に変わってしまった。下りの楽しみが半減したばかりか、ラツセルも更に辛くなった。
近くに見えても遠い山頂
結局、頂上まで標高差わずか500メートルの登りに4時間もかかってしまった。天気もすっかり回復し、素晴らしい展望を一人占めして、ダンゴ雪の中を国道目指して滑り降りた。
真那板山
雨飾山
西海谷山稜(駒、鬼ヶ面、鋸)