白 太 郎 山

会山行ku-ninn155
【日時】2013331日(日)
【メンバー】8
【天候】小雪/ガス
【山域】朝日山塊
【地形図】徳網
【時間記録】五味沢8:50 − 白太郎山11:3014:15 − 車15:30


小雪の天気となった。荒天のせいか、いつもの駐車スペースには車は止まっていなかった。今回は山スキー2人、スノーシュー5人、つぼ足1人の構成。山スキー隊は沢の左岸のノーマル山スキールートを行き、その他は右岸の401mピークに派生する尾根を登る。雪の急斜面から尾根上に上がる。やせた尾根上は雪が消えている箇所もあった。朝は雪がまだ硬いので、スノーシューの爪が利かせ登る。冬型の気圧配置で、固まっていた雪の上に薄っすらと新雪が降ったようだ。尾根が広がり、ブナの林になると、766mのピークが近かった。ここで山スキーのトレースにぶつかる。

 766mのピークを越え、幾重にも連なる尾根を登る。ブナも木も太くなり、原生林の中を行く。ガスで見晴らしが利かないのが残念。風も強く、冷たく感じる。「お〜〜い、お〜〜い」と山スキー隊の声がしたと思ったら、白太郎山頂に着いた。山スキー隊は雪ブロックの風除けを作り、待っていてくれた。山頂からも見晴らしはゼロ。晴れれば素晴らしい展望が得られただろう。雪尻が張り出しているかもしれないので、あまり動き回らず、山頂を後にした。少し下ったブナ林の中で昼食の大休止とする。雪を掘り、テーブルとイスでランチ会場を作り、テントフライを張る。この中でコンロ3台も点ければ暖かくなり、快適な時間を過ごすことができた。

 雪の下りは早い。山スキー隊が登ったルートを下る。登ったルートはやややせた尾根上を行くが、こちらは王道ルートで、尾根が太い。登りで新雪だった雪はザラメになり、山スキーヤーは快適そう。ブナの林の中、カリカリの雪を尻セードを楽しんだりしながら、みな思い思いに下った。小雪は雨に変わり、ガスは最後まで晴れてくれなかった。今回の山、写真がなかったのが残念。ガスの中だったが、それはそれなりに残雪の山を楽しめた。雪消えが早そうな今春、急いで楽しまなければと、気は焦るばかりだ。