高 森 山

個人山行ku-ninn153
【日時】2013320日(水・祝)
【メンバー】2
【天候】高曇り
【山域】飯豊山塊
【地形図】飯里
【時間記録】 弥生9:15 − 859mP10:35 − 高森山11:3814:00 − 車15:35


 天気が良いみたいなので、高森山に登ることにする。今季は天気に恵まれている。今回も素晴らしい光景が広がっているに違いない。

 登山口は弥生集落。飯豊山塊はまだたっぷりと雪が残っており、スノーシューで登る。すぐに尾根に取り付く。雪は腐っていて、歩きやすい。最初は小さなアップダウンの尾根道歩きとなる。


859mのピークの取り付きが急斜面で、雪が割れている箇所もある。スノーシューのトラバースは横滑りしやすく、やや直登気味にピークに上がる。

ピークからはブナが目立つようになる。もう一箇所、尾根がやせ、切れているところを慎重に登る。そうすると、まったりとした尾根となり、ブナ林となった。



主稜線にぶつかると蒜場山が目の前に現れた。新潟から見るよりも何倍も白い。振り返ると高陽山が大きく見える。雪原の中の稜線漫歩を楽しめる。何回来ても雪の別天地だ。




高森山頂からは飯豊の山々が連なっていた。鏡山から三国岳、飯豊本山、そして、大日岳に続く大パノラマだ。実川を挟んだ山々が一堂に見渡せた。天気が高曇となり、どんよりと霞がかかってしまったのが、少し残念。



山頂のすぐ下でテントを張って大休止とする。春の日差しは暖かく、テント内は温室状態。快適な時間を過ごした。


雪道の下山はあっという間だ。薄いガスにまかれた山々もまた顔を出し、傾きかけた陽に照らされ、乳白の色合いをかもし出していた。マンサクの花も咲いている。日当たりの良い道端に、フキノトウが1ヶ、顔を出してもいた。春は駆け足でやってくる。