守門大岳
個人山行 sue
【日時】 2014年2月1日
【天候】 晴れのち曇り
【山域】 守門岳
【地形図】 穴沢、守門岳
【時間記録】 二分08:00 − 保久礼9:35 − 大岳山頂11:20〜11:35 − 林道12:20〜12:40 − 二分13:35
二分の除雪の終点には、すでに20台近い車が止まっていて、ずいぶん出遅れたと思ったが、自分の後からもまだまだやってくる人がいる。好天とはいえ厳冬期にこれだけの人が来るとは驚きだ。
このところまとまった雪が降っていないので、春のようにしっかりと雪が締まっていて、全くラッセルがない。遅く来て後から登って行ってもラッセル泥棒と気兼ねすることはない。今冬は大雪の予報に反し平野部を中心に小雪だが、山にはそれなりに積雪がある。沢も埋まっていて問題なく通過できたし、保久礼小屋の屋根にもしっかりと雪が積もっていた。
《保久礼小屋》
《きびたき小屋》
ブナ林の中にはうっすらと新雪が残っていて気持ちよく歩けたが、樹林帯をぬけるとアイスバーンになりスキーアイゼンを付けて登る。すでに頂上まで行ってきたスキーヤーがガリガリ氷を削りながら滑り降りてくる。尾根上は少し風が強いが、守門岳の雄大な斜面が見渡せる。
《奥は青雲岳》
天気も雪もいいので登路の往復では少し物足りないと思っていたら、右側のコウクルミ沢に入っていったパーティーが見えたので、付和雷同人間の自分も沢コースで下ることにする。
《大岳へ最後の登り、右がコウクルミ沢源頭》
大岳頂上も風が強くてあまりゆっくりできないので、すぐに降りることにする。頂上から吸い込まれるようにコウクルミ沢の源頭部に滑り込む。アイスバーンにエッジがよく効く。うれしいことに沢の底には前日降った新雪が残っていてパウダーも楽しめた。
《コウクルミ沢上流部》
コウクルミ沢は滝の手前で左岸側の尾根に移ってそのまま下ると林道に出る。大岳頂上から南西方向に延びる尾根をそのままたどって、滝の上部まで降りてきたスキーヤーもいたようだ。
《中央が標高980m付近にある滝》
林道からは右でも左でも(二口経由)行けそうだが、先行者のトレースを追ってシールを付け林道を長峰方向に歩く。林道が長峰に向かって大きく右にカーブするあたりからスギ林の中を滑降すると二分〜大平間の道路に出た。