小玉川集落〜大花山

個人山行ku-ninn176

【日時】2014323日(日)

【メンバー】

【天候】曇り/晴れ

【山域】飯豊連峰

【地形図】長者原

【時間記録】小玉川集落 −(45分)− 樽口峠 −(60分)− 風倉山 −(50分)− 大花山 −(90分) − 樽口峠 −(40分)− 車


 天気が回復傾向にあったので、歩いてみたかった樽口峠から大花山に行くことにした。突撃隊長の報告どおり、公民館(?)に車を止めさせてもらい、ワラビ園の広い雪原を登る。飯豊の主稜線は残念ながら見えない。展望台を過ぎ、樽口峠へ。そこから尾根上に行く。



 <ワラビ園を振り返る>

樽口峠の標高は500m。591m、700mのピークを過ぎ、次のピークが風倉山だ。昨年歩いているので、なんとなく感じがわかるのが心強い。足首より若干もぐるくらいのラッセル。途中ヤセている箇所もあるが、雪が腐っているので危険はなかった。風倉山から大花山がよく見えた。



 <風倉山からの大花山>

 このあたりから尾根も広がり、ブナ林となる。緩やかな起伏の稜線漫歩だ。青空が広がる天気となるが、風が強く雲の流れが速い。飯豊主稜線の雲もなくなればよいのに、と願いながら歩く。中急斜面を登り切ると、大花山に着いた。




 雪庇を乗っ越すと大花山山頂だった。何もさえぎるものがなく、ポッコリとした雪の台地となっている。2月に樽口集落から登ったさいに付けた目印テープが揺れていた。樽口集落への尾根は真っ直ぐに下りており、集落もよく見える。こちらの尾根へも雪が張り出している。

 

 <大花山山頂>


<大花山山頂から樽口集落への尾根>


 <大境山>

風が強いので、山頂をすぐに後にする。自分のトレースを戻るというのは気持ちも体力的にも楽だ。大花山を何度も振り返り、風倉山を越える。最後まで雲の多い空模様となってしまう。大境山だけは白くそびえ立って見える。ここから連なる飯豊の稜線の雲が切れてくれないのが残念。


<大花山を振り返る>


 

<風倉山へ主尾根を戻る>

 樽口峠の展望台からはワラビ園の斜面ではなく、ブナ林の尾根上を下る。対岸には倉手山や合ノ峰、鍋倉山の山々が真正面に連なって見える。

このワラビ園は山スキーには絶好の斜面だ。突撃隊長にもお気に入りのゲレンデいるようだ。しかし、樽口峠から大花山間は尾根が細く、アップダウンもあるので、少し不向きかも。

 名前が気に入ってしまった大花山=B今季訪れるのは最後となりそう。全国で大花山≠調べてみたら、九州に一山あった。九州か、遠い……。



 <鍋倉山、合ノ峰方面>