二王子岳
会山行 yama
【日時】2014年4月20日(日)
【メンバー】6人
事の発端は、とある席で発したことからはじまった。二王子の中尾根に連れて行ってくれ。2年前に登ったときの印象がよかった。
今日4月20日。取り付きの斜面の状況は?斜面は雪なし。どの斜面を登るかで少し時間を使う。でもここは優秀なガイドにまかせる。おっとガイド役は当会の会長であった。荷物が多くないと張り合いのないガイドである。この中尾根ルートに賛同してくれたメンバーは私を入れて4人。ほかに、一王子神社からのルートから2人の参加となった。さて、取り付きながらの斜面は雪がないので枝につかまり長靴のスパイクを効かせながら登る。10分くらいで尾根上の人となる。イワカガミの花盛りである。踏まないように軽い足取りで歩く。ところが、うるさくなり始めた枝が邪魔をする。50分くらい歩いただろうか?ようやく雪の上に出る。570メートル地点る2年前にも休んだ場所だ。まだ覚えているんだなと思った。ここからは雪の上を歩いたり枝のうるさくなり始めた尾根を歩いたりの繰り返しとなる。高知山の姿を右手に見ながら歩く。3−4回の休憩後1270メートル上を目指す。ここからはクレパスが数箇所現れてくる。この上で一王子からのルートが左手に現れ、人も見えてくる。7時40分に急斜面に取り付いてから12時10分に見覚えのあるオレンジ色の小屋に着く。お昼は約2時間。2時に下山開始。若い2人を残し下山。そして誰もいなくなる一歩手前での行動となった。
とにかく雪の作り出す造形物はすばらしい。急斜面を見つけてはシリセード。はたまた登り返して滑ったり童心に還っている。本当は50−60代なんだけどね。
独標の電柱が傾いていた。ここより下は雪もザクザクで4時ころに一王子神社に着いた。中尾根というすばらしいルートを歩くことができて昨年の分は少しは取り戻せたかなと。充実した一日を過ごすことができて感謝しまする同行してくれたメンバーたち、ありがとうございました。
標高1112m標高点からの二王子岳方面」
「遠景は朝日連峰」
「二王子岳避難小屋」
「二王子岳山頂」
「山頂からの下り」
「二王子神社」