エノクラ沢

個人山行 ASAOZA1
【日時】2014727日(日)
【メンバー】3
【天候】曇り
【コースタイム】魚止の滝登山口8:30 〜 エノクラ沢着床9:00〜夏道合流地点(標高790m)1150〜 山葵山1210-13:30 〜登山口14:20


来週の白毛門沢の練習として、五頭のエノクラ沢を企画したが参加が振るわず。A妻会長とT巻さんと3人の山行となる。

早朝、本降りの雨があった為か魚止めの滝の駐車場には車は一台もなかった。沢装備の支度をして松平山の登山道に入る。整備されているどんぐりの森のコースに比べると、この登山道は年々藪化しているような気がする。登山道が見えないくらい草が生い茂り、雨で濡れているのですぐに全身びしょ濡れになる。沢登りでなかったら不快極まりない登山となるだろう。松平山登山道の分岐を更に直進し、エノクラ沢に着床する。


<エノクラ沢着床地点>

 

遡行を開始するが、やや水量も多い為か、頭から何度も水を浴びる。登れない滝もいくつかあり、何度か会長からロープを垂らしてもらう。以前はもっと易しいイメージがあったが、登摩力が衰えた為か、結構厳しい。詰めの最後の2段の滝は取りつくことができず、手前の枝沢を稜線に向かって木に捕まりながら登る。両手両足を使った登りと藪漕ぎで疲労がピークに達した頃、ようやく稜線の790m地点の登山道に出た。


<エノクラ沢最大の滝>



<途中の滝>


一息ついて山葵山へ下る。以前は刈り払いされて見晴の良かった山葵山山頂もだんだん草木が多くなっており、以前ははっきりとしていた虚空蔵山へ下る登山道も藪に覆われて見えなくなっていた。

しばらく、昼の憩いを楽しむが一時間以上もいるとだんだん寒くなってきた。昨日の猛暑だったが、今日は気温が上がらないようだ。片付けをして足早に登山口に降りた。