白 鳥 山

個人山行ku-ninn187
【日時】2014915日(月・祝)
【メンバー】
【天候】曇り/晴れ
【山域】北アルプス
【地形図】
【時間記録】 坂田峠6:15 − 白鳥山8:208:55 − 山姥洞登山口10:15 −坂田峠10:40


残雪期に登った白鳥山。雪がない時でも楽しいよ、と言われ、登ってみたかった。天気予報は晴れ。坂田峠から登り、山姥洞道を下ることにする。最初は急登だが、金時坂ノ頭まで登ると緩やかになる。白鳥山の山頂小屋に泊まった登山者とすれ違う。昨晩は10人の宿泊者だということだった。顕著な尾根道になると、小屋のあるピークが見え、白鳥山だった。

 山頂に着いた時は誰もいなかったが、次々に縦走路から人がやって来る。犬ケ岳の栂海山荘に泊まった人たちだった。栂海新道縦走のフィナーレを飾るピークなのだ、そして、これから日本海へと下るのだろう。みなの顔が充実して見え、うらやましく感じる。

天気は高曇り。小屋の屋根の上の見晴らし台に登ってみる。春に来た時は天気が良く、すべてが輝いて見えた。今回は栂海新道方面も朝日岳はガスがかかってしまってしまい、すぐ下に広がる海もドンヨリとして見えていた。少し残念…。

 下山は山姥ノ洞経由。山姥洞≠ノ住んでいた山姥が鼓ケ滝≠フ音に合わせて踊岩≠ナ踊ったという伝説が残されていた。なるほど!!飛騨山脈の北端にある千メートル級の山にはこんなおもしろい伝説があったのだ。

 山姥洞を少し下ったところでナラタケを見る。山頂直下にナナカマドの実も真っ赤になっていたし、帰りの林道には萩の花がきれいだった。山では秋の風情で満たされつつある。紅葉の季節が待ち遠しい。


<坂田峠登山道入り口>


<山姥洞道分岐にあった標識>



<白鳥小屋、屋根の上に見晴らし台がある>


<栂海新道、北アルプス・朝日岳方面>


<青海黒姫山と日本海>


<初雪山>



<山姥洞と踊岩>


<ナラタケ>


<山姥洞道入り口の看板>