焼  山

個人山行 oza1
【日時】 20141019日(日)
【メンバー】 単独
【天候】 晴れ
【山域】 頸城山塊
【コース】 笹倉温泉奥の林道〜北面登山道(往復)
【コースタイム】
林道第2ゲート前駐車地点発 6:15〜登山道入口7:20〜展望台7:35〜大曲8:35〜大谷9:05〜坊抱岩9:35〜泊岩10:35〜焼山山頂11:35-12:00〜登山道入口14:25〜駐車地点着 15:15


このところ、何かと多忙となってしばらく山に行ってなかったが、日曜日の予定が空き、天気予報がすこぶる良かった為、久しぶりに山歩きに出かけたくなった。去年Yさんの会山行が焼山で、是非行きたかったのだが都合がつかず行けなかったので、少し遠いが思い切って行くことにした。会山行のルートは真川のルートだったが、より一般的な笹倉温泉からのルートとする。気合を入れ朝330分に自宅を出る。高速の能生インターで降り、焼山温泉、笹倉温泉を通過し林道に入る舗装されているが、第2ゲートが閉まっていて一般車はここまで、ちなみに第1ゲートが開いているのは土日、祭日のみと書いてあるので平日に登ろうとすると第1ゲートから歩かなければならない。


(林道第2ゲート前駐車地点)

2ゲートから林道を歩くがしばらくは舗装路が続いている。未舗装部分も悪路はなく、ここは自転車を積んでくるべきだったと後悔する。一時間位歩いて、やっと登山口に到着。


   
(登山口)

ここから普通の登山道となる。
15分位歩くと展望台(台などは無いが)に着く。北面台地の向こうに焼山がドンと聳えている。左側の火打山よりも立派だ。後ろから一人やってきた。地元の人で登山道の管理を行っているという。登山道の方向や状況などを説明してくれた。雰囲気がジブリの米林監督に似ている方で、キラキラ輝くような笑顔で、とても山が好きな感じが解る。こういう人に合うとこちらも嬉しくなってしまう。


(展望台から焼山)

気温も丁度良く歩いていてすがすがしい。登山口からの山頂までの標高差は1600m近いが、北面台地は傾斜が緩く、七曲りからは山腹を巻くように登るのでそんなに疲れることがない。大谷だけは大きく、えぐれた谷を通過するので少々難儀はする。(ロープが張り巡らされているのでそう危険はない。)

   
 
泊岩を過ぎ標高
2000mあたりから雪が出てきた。山頂部の露岩帯の急な部分は雪が付いてまるで冬の八ヶ岳のような状態で、ここが一番の難所だった。特に下りは張ってあるロープが無ければ降りることはできなかっただろう。途中すれ違った長野の人も、こんなになっているとはと驚いていた。


(山頂直下から山頂を望む)

山頂は大展望が広がる。しかし噴煙が上がっており、御嶽山の噴火を思い出すと落ち着かない。


(山頂から火打山と妙高山)

 
(山頂)                   (噴煙が上がる)
昼食を早めに済ませ下山にかかる。駐車地点までほとんど休まなかった為、
3時間ちょっとで下ることができた。途中会った人は単独の人が3人と4人パーティのみ。登山口までの林道が通行可能となれば、もっと人が入るかもしれないが、あえてこのぐらいが静かで良いのかと思う。