金城山(1369m)

会山行 sue

【日 時】 20141026
【天 候】 晴れ
【メンバー】6名
【地形図】 六日町
【時間記録】 観音山コース登山口07:15 2合目 展望台07:35 6合目 雲洞分岐09:15 7合目 大月、滝入分岐09:45 8合目 高棚分岐10:25 山頂標柱11:00(最高点往復、休憩)12:30 登山口15:00


金城山は3年前の豪雨の影響で現在も通行できないルートが多いが、今回は被害の一番少なかった観音山コースを行く。標高1400mに満たない低山だが登山口からの標高差は1100mを超え登りがいのある山だ。

山名は、山の形が「金」という字に見えるからだというが、六日町から見るとそう見えなくもない。



〈六日町から金城山、右側のスカイラインが観音山コース〉

登山口に着いた時には、すでに2台の県外ナンバー車が停まっていた。

「こぶし遊歩道」と書かれた木製の手作りゲートをくぐって登り始める。すぐに左に塩沢方面、右に金城山の展望が開ける。2合目までは石仏参拝コースとして整備されていて歩きやすい。



〈2合目の石仏群と金城山〉

この先もマツの木が混じる色づき始めた雑木林の中のゆるい尾根登りがずっと続く。4合目を過ぎたころから急な斜面も出てきて、トラロープが張られている。ずっと尾根上のルートなので展望は良い。六日町の街並みや、坂戸山、越後三山などが見渡せる。



〈六日町と魚野川〉



〈八海山〉


6合目の手前くらいからブナの林になり、この辺りがちょうど紅葉の見ごろとなっていた。



〈紅葉の尾根〉




〈6合目のブナ林〉

6合目から9合目の間で、豪雨の際に登山道が崩れ、迂回しているところが3か所ほどあったが問題はなかった。



〈9合目付近の崩壊地〉

9合目を過ぎると最後の急登となり、ここを登りきると金城山山頂の岩稜帯に出る。今まで歩いてきた尾根筋の登山道からは想像できない岩の峰だ。岩稜帯は南側が深く切れ落ちていてスリルがある。巻機山をはじめ群馬県境の山々の展望が素晴らしい。岩稜帯に出たところに金城山の山頂を示す標柱が建てられているが、1369mの最高地点はさらに先の避難小屋の裏側になる。避難小屋の入り口は冬囲いがしてあったが、ドアには鍵がかかっていなかったので緊急時には使えそうだ。

最高の展望と登山日和の中、のんびりと山頂で過ごした。




〈山頂の岩稜帯〉




〈標柱のある山頂、最高点ではない〉



〈後方中央は小沢岳〉