荒船山・御座山

会山行  oza1
【日時】 20141123日(日)~24日(月、祝)
【メンバー】 4
【天候】 晴れ(両日共)
【山域】 関東山地・西上州
【コース】  荒船山  内山峠~

御座山 長者の森~
【時間記録】 
11/23
内山峠登山口発 9:15頃  艫岩(休憩所) 10:25   荒船山山頂10:59  帰りの林の中で昼休憩(30分位) - 艫岩12:10  - 内山峠登山口着 13:10
11/24
長者の森発6:30  鉄塔 7:30 – 前衛峰 9:00  - 御座山山頂 9:27 – 帰りの林の中で昼休憩(30分位  鉄塔 11:30  - 長者の森着 12:10


当初、皇海山のクラシックルートである庚申山~鋸岳~皇海山を計画していたが、事前に役場に問い合わせると、庚申山の上は積雪がありお勧めできないとの返答だったので、日も短い季節なので、急遽山を変更することとした。東北も検討したが、やはり天気が良く、雪の心配のあまりない関東の山の中から選定すると。偶然にも200名山だった。(わざとらしい!)

ということで、朝5時に新潟を出発。関越道~上信道と経由し下仁田ICで降り、国道254線で内山峠へ到着する。登山口には既に多くの車が駐車しており、これから登ろうとするパーティから登山口を聞かれるが、こちらも初めてなので“あそこかなぁ”と適当な生返事をしながら他の人が入って行くことで登山口を確認する。来る途中の道路から見た荒船山は巨大な絶壁を持ち、一見険しく見えるが実際は歩きやすい登山道で快調に登って行った。一時間位で山頂部の平地となり、そこから少し行くと休憩所のある艫岩だ。艫岩は絶壁となっていて柵もあるわけではないのでとても怖い。おそるおそる覗こうと試みるが、足がすくんでとても近寄れないのだ。しかし浅間山の絶景はすばらしかった。そこから平坦な道を約40分歩き、最後に少し登って展望のあまりない山頂に到着した。んーこんなものか。あまり山を登ったという感じのしない山である。



(艫岩展望台から浅間山)


(山頂部の平坦な登山道)


(荒船山 山頂)

帰りの途中の日当たりの良く明るい林の中で昼食を取った後、下山する。

今回のリーダーである自分の中の予定では、この後、荒船の湯に浸かる予定としていたが、4人の内、会長を含む若干2名が1日目に温泉なんか入らなくていいと反対する。清潔好きのW女子と私は何度も説得を試みるが、頑として反対を続け、とうとうその日の入浴は無くなった。

仕方なく、スーパーで買い物をして、翌日登る御座山の登山口となる北相木村の長者の森に行きテントを張る。いつものように、しこたま食べ、飲んで床に就いた。

翌日は430分に起床し、朝食を食べ6時半に出発する。急斜面だがジグザグに登山道が付けてあり登りやすい。




(御座山への標識)

一時間ちょっとで東京電力の巨大な鉄塔のある場所に到着。どうみてもこの鉄塔は高さは
100m以上。コジラより高い。しばらく見入ってしまった。



(巨大送電線鉄塔)

ここからは尾根上を歩く。見晴台を通過し前衛峰に到着すると御座山が間近に見えるが、昨日道路から見た岩山の雰囲気はない。ここから約
50mの下りとなり、鞍部から最後の急登となる。



(前衛峰より御座山)

樹林の中を喘ぎながら登る。先頭の会長とは徐々に距離が広がっていった。新しい避難小屋を過ぎると一気に景観が開け切り立った山頂に到着した。今までの景色が一変、高度感、解放感、眺望抜群の山頂だ。



(御座山山頂)


(山頂から八ヶ岳、南アルプス)

100名山といっても遜色はないと会長や他の人も感激。(していたと思う。--たぶん。)

特に八ケ岳方面が絶景だ。南アルプスや秩父の山も良く見えた。しばらく眺望を楽しみ、名残惜しく山頂を後にした。前衛峰との鞍部で昼食を取り、下山する。休みも取らず下った為、昼過ぎには長者の森に到着。帰りは隣村の滝見の湯に浸かって、佐久南ICから上信動~長野自動車道~北陸道経由で午後6時半頃には新潟に帰る。関越道回りと距離はほぼ同じだ。2日間とも余裕のあるスケジュールで良かったと思う。