四ッ又山(899m) 鹿岳(1015m)

個人山行 sue

【日時】 2014126
【天候】 晴れ
【メンバー】5
【山域】 西上州
【地形図】 荒船山
【時間記録】 大久保登山口9:35 大天狗10:10 四ッ又山10:40 マメガタ峠11:20 鹿岳一ノ岳12:1512:35 鹿岳二ノ岳12:5013:25 −登山口14:35


初冬の新潟は天気が期待できないので西上州を計画していたが、この日の新潟は大雪で大正解であった。四ッ又山、鹿岳(かなたけ)は、西上州の山々の入口にあるので、下仁田ICから近い。また、どちらも特徴ある形をしているので上信越道からもよくわかる。

大久保登山口からはしばらくスギ林の中を行くとすぐに大天狗(天狗峠)となる。ここから四ッ又山までは雑木林の尾根を歩く。山頂からは西上州の山々をはじめ、赤城、榛名、妙義の上毛三山の展望がよい。この次に行く鹿岳も間近に見えるが、どうやって登るのか心配になるような山容だ。鹿岳の頂上は二つの岩峰になっていて、手前は一ノ岳、奥は二ノ岳と呼ばれている。



《 鹿岳 一ノ岳() 二ノ岳()


四ッ又山には四つのピークがあり、それらを越えてロープ伝いの急下降で四ッ又山と鹿岳の中間にあたるマメヅタ峠に着く。

峠から尾根道を行くと、やがて一ノ岳の岩壁が行く手を阻むが、岩壁基部を回り込むと容易に山頂に着く。山頂から少し南に下ると小さな祠のある狭いテラスがある。ここは高さ200mの一ノ岳南壁の最上部であり、眼下のスギ林まで一気に切れ落ちている。大迫力の展望台だが高所恐怖症の人にはつらいところだ。先端まで行って下をのぞき込むにはかなり勇気がいる。


200m下の風景(まともに撮れない)


《 一ノ岳への道 》



《 二ノ岳への道 なかなか味のあるハシゴ 》


二ノ岳へはハシゴや鎖もあるが特に問題となるところはない。標高は二ノ岳が一ノ岳より若干高い。二ノ岳の頂上も広くはないが、山頂からは妙義、荒船、浅間山が見渡せ、暖かければゆっくりしたいところだ。天気は大崩れしないものの、風が冷たくて寒いので早めに下山する。


《 二ノ岳から 四ッ又山() 一ノ岳()



《 二ノ岳から 浅間山》



《 二ノ岳から妙義山 》


一ノ岳と二ノ岳のコルまで戻り、ここから急斜面を下って高原登山口に着く。舗装された道を20分ほど歩いて、車を置いた大久保登山口に戻った。

ルート図(南牧村HP)

http://www.nanmoku.ne.jp/modules/kanko/index.php?content_id=4