表参道~武甲山

個人山行ku-ninn190
【日時】201512日(正月)
【メンバー】
【天候】晴れ/曇り
【山域】
【地形図】
【時間記録】 一の鳥居7:35 - 十四丁目8:02 - 大杉の広場8:48 - 武甲山山頂9:4010:30 - シラジクボ10:54 - 一の鳥居11:48


 秩父方面の山に行ったとき、いつも目にしていた山だった。三角錐の独立峰で格好が良い山だが、斜面が削り取られていて痛々しい。登山の対象として見ていなかった。昨年山岳雑誌に紹介されていて、びっくり。森の中、しっかりとした登山道がついていた山ではないか。そして、山頂からは秩父の街並みが一望できる山だった。

 表参道コースから入り、シラジクボという峠から元に戻る一周コースを歩く。雪はうっすらと付いているだけだが、寒さは一級。杉並木に付けられたジグザグ道には〝丁目〟石があり、歩く目安となる。十四丁目石から登山道に入る。このコース、残念ながら見晴らしはまったく利かない。

一の鳥居から五十一丁目で山頂だった。広い山頂の一角には御嶽神社ほか、東屋やトイレがある。山頂の展望台からは秩父盆地が眼下に広がっていた。両神山や浅間山、赤城山も見渡せる。しかし、周りにはフェンスが巡らされていて、石灰石の採掘現場がすぐ下まできていた。

シラジクボまでは明るい登山道だ。再び杉林に入り駐車場に戻ると車が20台ほど止まっていた。静かな山歩きを楽しめたが、人気の山のようだ。秩父のシンボルの山ともなっているのだろう。

私たちが開発し尽し、無残な山容で威容を誇っている武甲山。古い歴史とともに、深い森と静かな登山道を持つ。このアンバランスさがおもしろい。冬でも青空の下の山歩きが楽しめるのもよい。200名山キラーにもお勧めかも🎶



<立派な看板がありました>



<一の鳥居から登り始めます。狛犬ではなく、オオカミが鎮座しています>



<大杉の広場です。あと60分>



<ひたすら杉の林の中を登ります>



<五十一丁目が山頂でした>



<山頂の御嶽神社です>



<鐘もあります>



<山頂です>



<山頂からの秩父盆地の眺めです。夜景もきれいそう>



<シラジクボに下る尾根からの両神山です>


<「道の駅ちちぶ」からの武甲山です>