山葵山〜松平山

個人山行ku-ninn192
【日時】2015112日(月・祝)
【メンバー】
【天候】雪/曇り
【山域】五頭連峰
【地形図】出湯
【時間記録】 
少年自然の家8:00 − 山葵山10:18 − 松平山12:10 − 山葵山13:2015:03 − 車16:10


 1月連休の定例山行は松平山から五頭山縦走。初日が都合悪く参加できないが、翌日に行けば、ラッセル泥棒をして、松平山に登頂できるのではないか。なんて調子の良いことを考えた。

 前日にまた雪が降り、道路はアイスバーン状態。少年自然の家の縦走組の車にも10〜20センチほどの雪が積もっている。ちょうど男性2人パーティーが歩き出したところで、その後を歩き出す。

 ずっと暖かかったせいか、硬い雪の上に新雪がふんわりと積もっている。歩き出しは曇っていた天気も上に行くにしたがって、雪になっていく。

男性2人のパーティーは山葵山までとのことで、山頂直下でお礼を言い別れる。山葵山からの展望はなし。トレースも新雪と風で消えてなくなっていた。泥棒しようとしたトレースは残っていなかった。

締まった雪の上に降った新雪とはいえ、ラッセルもふくらはぎからひざ下までとなる。12時まで歩いて引き返そうということになり地図を見ていると、尾根の方角が変わるところで、山頂も近かった。

松平山山頂は深いガスの中だった。縦走組が付けたのだろうか、新しい目印テープが付いている。降り続く雪の中、風も強く、私たちのトレースもすぐに消されてしまいそうだ。すぐに山頂を後にした。

風とガスとで時折トレースが見えなくなる。目印テープが心強い。山葵山あたりまで下ってくると、雪も止み、風もおさまってきた。ようやく安堵でき、山葵山を過ぎたところでツエルトを張った。

大休止をして出発したころにはガスも切れ、新潟平野も見渡せるようになっていた。車まで戻ると縦走組の車はなくなっていた。

厳冬期に久しぶりに五頭山塊に登った。条件もよかったほうなのだろう。息もできないような深いガスの中、松平山に登頂できた。適度な緊張があった山行でもあった。春になったらもう一度松平山に登ってみよう。目印テープを付けたところが、松平山山頂でなかったかもしれない。確認に行かなければ。



<山葵山までは2人パーティーが先頭を行ってくれた>



<深いガスの中を登る>



<松平山山頂>


<山頂に付けた目印テープ>



<山葵山下でツエルトを張り大休止。なかなかうまく張れた>


<山葵山を振り返る>