中ノ岳〜五頭山

個人山行ku-ninn193
【日時】2015125日(日)
【メンバー】
【天候】曇り/晴れ
【山域】五頭連峰
【地形図】出湯
【時間記録】 スキー場駐車場7:58 − 沢渡渉8:46 − 中ノ岳11:00 − 一ノ峰と二ノ峰鞍部12:1314:23 − 三ノ峰14:35 − どんぐりの森15:20 − 車15:37


五頭山と菱ヶ岳の中間にある中ノ峰に登る。天気は曇り。スキー場手前の駐車場はすでに30台は止まっていた。私たちも準備をして出発する。橋を渡らずにそのまま行き、すぐの尾根に取り付く。顕著な尾根で、目印テープも付いている。しかし、急斜面を登り切り周りを見てみると、三ノ峰新道の尾根の横に私たちが登ろうとしていた尾根があった。菱ヶ岳への主尾根に取り付く尾根に登っていた。地図をよく見ないで登ったのが悪かった。


30分ほどのロスなった。沢を渡渉し、中ノ岳への尾根に登りなおす。最初はヤセ尾根だが、徐々に広くなり、登りやすくなっていく。こちらの尾根にも目印テープが目立ち、うっすらとトレース跡も残っている。稜線あたりはガスの中。菱ヶ岳への尾根には杉鼻がよく見える。


標高650メートルあたりで雪原となる。雪は締まっていてラッセルはほとんどない。ややクラストしている急斜面をジグザグに登り終えると、稜線もすぐそこだった。稜線上を南に行くと中ノ岳の山頂だった。ガスの流れは速いが、展望は利かない。




時間も早いので、五頭山まで縦走し、三ノ峰新道を下ることにする。厳冬の白い雪の稜線、流れるガス、時折これ以上ないくらいの青い空が広がる。五頭山に近づくにつれ、人影がはっきりとわかるようになる。大勢の人が行き来していた。



途中の林の中で大休止とする。木々に付いていた雪が太陽と気温上昇とで、ボタボタと落ちてくる。ツエルトの中、ガスを焚いていると暑い。



スノーシューを取り下山する。登るとき、隣の車の人がアイゼンを付けていた。アイゼン?と思ったが、雪面がツルツルしているので、あってもよいくらいだ。何度も滑りながら、しりもちをつきながら下ってきた。



さて、以前の写真を見ていたら、ちょうど10年前に会で登っていたルートだった。天気が悪く、雪も多かったよう。条件は悪かったのだろう。何も覚えていない……。今冬は五頭連峰にまたチャレンジしてみようかな。