高陽山高森山(お迎え山行)

会山行ku-ninn196
【日時】2015322日(日)
【メンバー】1人+3
【天候】晴
【山域】飯豊山塊
【地形図】飯里
【時間記録】 松峯6:55 − 高陽山9:05 − 高森山10:0510:15 − 高陽山11:0513:15 − 車14:45


 昨日は8人という大勢の見送り隊となったそうだ。お迎え隊はというと私ひとり。天気予報も当初より良くなったので行くことにする。弥生集落へは除雪がされていないということで、松峯集落から高陽山経由高森山となった。本隊は高森山下のブナ林で1泊、高陽山付近で昼の大休憩をするという。

 集落から歩き出す。スノーシューや山スキーの跡が無数に残っている。朝方冷えたので、雪は締まっていて歩きやすい。907mのピークを過ぎるとブナ林が広がる尾根となり、山頂まで続く。歩きやすかったせいもあり、思ったよりも早く高陽山山頂に着いた。

 山頂からは高森山に続く尾根が伸び、その奥に飯豊連峰が真っ白に輝いていた。昨日登ったメンバーだろうか、その飯豊を楽しむ絶好の場所に雪のベンチが作られていた。主尾根は高陽山頂からはいったん100メートルほど下り、高森山に向かってなだらかな登りとなる。

 下り鞍部の手前で宿泊隊に会った。昨日は弥生からの尾根がぶつかったところ、ブナの林の中にテントを張ったそうだ。昨日も良い天気、星空も素晴らしかったそうだ。高陽山山頂あたりで昼の大休憩とするということなので、差し入れを渡し、高森山に向かった。

 高森山へはブナの木が点在するたおやかな尾根状を行く。そして、山頂からは実川を挟んだ大日岳が大きくそびえ立って見える。飯豊連峰のこれ以上ないくらいの大パノラマが広がっていた。見飽きない展望を楽しみ、高陽山直下で仲間のテントと合流した。

 3月にもなると、晴れの日も多くなる。残雪と青空の春山。これからブナが芽吹き、早春の花々も咲き始めるだろう。麓では雪解けの中にフキノトウも出ていた。1年で一番好きな季節がやってくる。


<ブナ林の尾根を登る>


<高陽山山頂>


<高森山への稜線>


<高森山山頂平原>


<高森山からの飯豊連峰>




<高森山を振り返る>


<高陽山>




<宿泊隊のテントブロック>


<高陽山直下の昼のテント>




<高陽山からの飯豊連峰>


<中央が高陽山。お疲れさまでした>